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1人の自分とは、複数の自分からなる1つのチーム。メンバーそれぞれに活躍の場を与える。

複数の自分が集まった1つのチーム。
それが1人の自分。
そういうイメージを僕は持っていて、内なるひとりひとりの自分に、それぞれ活躍する場を与えてやることが、気持ち豊かに生きるために大切だと考えています。
逆にこれがうまくいっていないと、メンタルを崩す。

たとえば、サッカーのチーム。
オフェンスやディフェンス、ゴールキーパーなど色々ポジションがあります。
それぞれのポジションに適したプレイヤーがいて、
全体としては1つのチームだけど、中には11人のプレイヤー。キャプテンが1人。

これと似たようなことが自分の中で起こっています。

僕の場合で言えば、お客さまの髪を切る自分、嫁さんと過ごす自分、友だちと過ごす自分、ギターを弾いている自分、絵を描いている自分、日々の雑用をする自分、それぞれに違う自分が表に出てきます。
スイッチの入り方が違うというか。

もちろん、それぞれに全く異なる自分ではなく、根底で繋がってはいます。
感覚的には、自分が行う事柄によって、自分というチームの「キャプテン」が変わる。そんなイメージです。

これを読んでるあなたも、きっとそうじゃないでしょうか?
仕事する自分、趣味に没頭する自分、家庭人としての自分、友人と過ごす自分、先輩や後輩と過ごす自分、ダラダラしたり日々の雑用をこなす自分。
それぞれに、言葉や体の使い方、気のまわし方って、きっと変わります。
それは、「チームとしての自分」の中にいる「キャプテンとしての自分」が、その時々で違うんじゃないか。僕はそう思うのです。


そして、自分というチームの中の誰一人として「つまんないな」と、感じさせない日々を過ごすことが、毎日を豊かにする気がします。
逆にこれを怠ると、自分のどこかがおかしくなる。
慢性的に、イライラしたり、寂しかったり、モヤモヤしたり、憂鬱だったり、そういうの。

スポーツと違って、勝ち負けではないけど、自分の内側でうまくボールを回して、それぞれのプレイヤーに活躍の場を与えてやる。
そうすると、チームとしての自分が生き生きとしてきます。

そのためにも、チームのプレイヤーにボールを回すように、バランスよく色んなことをして過ごすといいのかな、と。

なんとなくメンタルを崩している日々が続いている時って、きっと「ボール来ないな…、つまんね」と思ってる自分がどこかにいます。
そういう時って、だいたい仕事ばかりに偏ってたり、空いてる時間ダラダラしてるだけだったりする。ボールがうまく回ってない。

仕事、趣味、日課、日々の雑用。さまざまなことに、ちょっとずつ手をつける。できる範囲で。
すると、その時々でキャプテンになる自分が「よっしゃ」と腕まくりをして張り切るのがよく分かります。

そんな風にして、自分というチーム内のメンバーそれぞれに、活躍の機会を与えることが大切じゃないかと、思っています。
気持ち豊かに生きるために。

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