Hanamon

アラサー。

Hanamon

アラサー。

マガジン

  • 400字小説

    原稿用紙一枚分の世界 いろんなお題を 400字で書いていきます。 お題募集中です。

  • My bookshelf

    自分勝手気ままな書評

  • My Chronicle

    自分史代わりに残したいもの

  • My Classics

    ずっと聴き続けているもの 繰り返し読んでいるもの そういう色褪せず ただ大好きなもの

最近の記事

書評#8 『PRAY FOR JAPAN』

If you want someone to ganbaru (to try hard and not give in), it's better for you to ganbaru once than tell him or her a hundred times to do so. All of us, let's ganbaru. その揺れは経験していないし、その瞬間何もできなかったけれど、 間違いなく私の中でも大きなパラダイムシフトが起きた日。 色んな感

    • 書評#7 フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』

      これ読んだ時 女として生きていくなら フランス人がいいなぁと思ったことを思い出す 悲しみに 名前を付ける18歳なんて おしゃれすぎる よんでしばらく 圧倒されたことだけ 覚えています

      • 書評#6 寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』

        書を捨てる、という宣言にも、書が必要とされている。 みたいな一種の矛盾は、あっさりおいて行かれ 「私」の衝動は、遠く何処かの「町」を目指すようになる。 町は、「私」を放っておかない。 町が、「私」と交わる。 町で、「私」は、新たな「私」を孕む。 読むほどに実験されてくような感覚が面白い。 捨てろとけしかけられる情動。行動。 そしてそれら総てが、この手の「書」に端を発していることに気づいた時 袋小路の感覚が、また、面白い。 しばらく、同じ感銘は受けていないと

        • 書評#5 リンドバーグ『海からの贈り物』

          私にとっての「はたち」は、ジェンダーに呪われた1年だった。 とはいえ、その布石はもちろん20年の間に散々置かれてきたものだから 正確には、その一年に多くの自己暗示を指摘され、払拭することで より強く自分が生きてきた「女性」を自覚した印象の年。というところ。 どうして性差を語るとき、女性が女性を踏絵にしなくてはならないのかなー。 という不快感から、私はこの身体と意思の齟齬に関する一切の不満を、誰かのせいにするのはやめた。 私が私である所以が、私を惨めにするのだと思う

        マガジン

        • 400字小説
          4本
        • My bookshelf
          8本
        • My Chronicle
          4本
        • My Classics
          19本

        記事

          書評#4 鷲田清一『聴くことの力~臨床哲学試論』

          弱さだって 力だ。 なにもできなくても 寄り添うことはできる。 本当に傷ついた人の隣で 自分は相当に無力だけど この本を読んだから 自分を責めずに済んだ。 わたしの お守りのような本です。 -★★★★★

          書評#4 鷲田清一『聴くことの力~臨床哲学試論』

          書評#3 藤原新也『メメント・モリ』

          「人間は 犬に食われるほど 自由だ」 私もいつか ここに かえる。 遠い約束のような 風景を集めた本。 私だってきっと、犬に食われるほど自由だ。 -★★★★☆

          書評#3 藤原新也『メメント・モリ』

          書評#2 村上春樹『ノルウェイの森』

          影響力強すぎて 再読するのがこわい。 読んだら 1週間は 仮死状態になります。 次 いつ読むんだろう? そのとき 何を思うだろう? そういう意味で 人生のしおりみたいな 1冊。 もう少し年取っても これを読んで胸潰れる自分でいたい。 -★★★★☆

          書評#2 村上春樹『ノルウェイの森』

          書評#1 村上春樹『風の歌を聴け』

          この本に 出会わなかったら  かなりの内なる感受性を無視して 大人になれたのではないかと思う この人と同じ時代に 生まれたことを本当に感謝する -★★★★★

          書評#1 村上春樹『風の歌を聴け』

          「自分の期待にだけ応えられればそれで充分なのかもしれない」 ~キャリア・ドリフターズ #3

          MBA過程修了を機に、普段あまりしない自分の人生の棚卸しをしてみています。 棚卸したことにより余計決断に重たい意味がのしかかってきてる感もありますが、いずれ取り組まなければならないことなら早い方が良いと思い、唸りながらやってみています。 近頃自分のキャリアの軌跡を振り返る中で考えていることは、「他人の期待に応えることの長期的な意義」についてです。 例えば学校の成績や、受験・進学、いい大学や大企業に入ること、昇進すること、認められること。恐らく、割と身近な人から見ても私はわ

          「自分の期待にだけ応えられればそれで充分なのかもしれない」 ~キャリア・ドリフターズ #3

          再生

          My Classics #20

          energy flowも好きだけど、この曲の綺麗さの方が記憶に残っている。

          My Classics #20

          再生
          再生

          My Classics #19

          また村治さんのアランフェスをコンサートで聴きたい。

          My Classics #19

          再生

          キャリア・ドリフターズ #2 「長女という慢性疾患」

          とかく、母とか父というものは属性でなく親という病だと診断されてしまう世知辛い昨今。娘、そして長女という役割も立派な疾患だと気が付きました。 私の場合30年ぐらいたって判明したので、もはや結構末期のステージ4ぐらいの重症ではないかと思われます。 自分のキャリアを語る上で、どのくらい上流へ遡ればいいのかなぁと考えた時に、この病気について触れないわけにはいかないと思いました。私という人間を構成する最重要ファクターである家族(主に母)、そしてその関係としての娘/長女という属性は、

          キャリア・ドリフターズ #2 「長女という慢性疾患」

          キャリア・ドリフターズ #1 「迷ったら遠くまで行けそうな方に流されよう」

          「人生は夢だらけ」 そんなことを言う人がいて、時は2016年。 自分の人生に夢があった瞬間なんて、私には多分3時間ぐらいしかなかったと思います。3時間。180分。10,800秒。私の夢の賞味期限は、今も昔もだいたいその程度です。 そんな揮発性の高すぎる人生計画しか持ち合わせていないせいか、いつも気が付くと当初全く予想のしていなかったところに流されて立っています。特に仕事という観点で振り返ると、私の仕事人生、大半が自分の思うようには歩んでこられませんでした。ちょいちょ

          キャリア・ドリフターズ #1 「迷ったら遠くまで行けそうな方に流されよう」

          再生

          My classics #18

          あこがれ/愛

          My classics #18

          再生
          再生

          My Classics #17

          戦場のピアニストを、つらいけどまた観たくなる。

          My Classics #17

          再生
          再生

          My Classics #16

          June - Barcarolle、6月 舟歌。

          My Classics #16

          再生