コロナ禍への記者会見
昨日、医師会などの団体から声明が発表された。
今回のメッセージは今までより、より具体的に切り込んでいて、胸が熱くなったので紹介する。
・はじめに
・声明の記事
・感想と私見
・まとめ
<<はじめに>>
このマガジンは、
「情報の大切さと、怖さ」
を理解してもらうべく、執筆している。
毎回、記事冒頭に、批判覚悟で訴える。
・「情報はすべての行動の基本になる」
・「考えることなく、情報を鵜呑みにしたら、知的生物ではない」
コロナ禍で露呈した、マスメディアと視聴者の関係、情報の大切さを考察する。
<<声明の記事>>
「クリスマスや年末年始が、今後の日本を左右する」日本医師会らが『医療緊急事態宣言』(全文)
2020年12月22日 16:38 ハフポスト
いつもながら、引用する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dee77484eb7634f965b75e4d170f01b1840dc8d9
記事の内容は、医師会、看護師会など9団体による共同声明である。
「医療緊急事態宣言」(全文)
医療緊急事態宣言
新型コロナウイルスの感染拡大はとどまることを知らず、このままでは、新型コロナウイルス感染症のみならず、国民が通常の医療を受けられなくなり、全国で必要なすべての医療提供が立ち行かなくなります。
医療崩壊を防ぐために最も重要なのは、新たな感染者を増やさないことです。国民ひとりひとりの粘り強い行動が感染拡大から収束へと反転する突破口になります。このクリスマスや年末年始が、今後の日本を左右するといっても過言ではありません。
医療従事者を含めたすべての日本国民が一致団結し、新型コロナウイルス感染症を打破する意を決するときは今しかありません。
皆様に安心して新年を迎えていただくために、以下を宣言します。
一.私たちは、国や地方自治体に国民への啓発並びに医療現場の支援のための適切な施策を要請します。
一.私たちは、国民の生命と健康を守るため、地域の医療及び介護提供体制を何としても守り抜きます。
一.私たちは、国民の皆様に対し、引き続き徹底した感染防止対策をお願いします。
2020年12月21日
公益社団法人 日本医師会
公益社団法人 日本歯科医師会
公益社団法人 日本薬剤師会
公益社団法人 日本看護協会
一般社団法人 日本病院会
公益社団法人 全日本病院協会
一般社団法人 日本医療法人協会
公益社団法人 日本精神科病院協会
公益社団法人 東京都医師会
太字は筆者により付け加えた物になる。
<<感想と私見>>
久し振りに、心の熱くなる記事であった。
この医師会連名のメッセージの多くは国民に向けての言葉だ。
政府・自治体に頼りきりになるのではなく、個々に気を付けて欲しいと訴えている。
その点では、尾身会長のエビデンスがない発言は情けなさを感じる。
政府が簡単に動かない事は、多くの国民が気が付いているはずである。
(個人的には、頑張っている所は評価したいと思う)
自粛は、お願いベースではあるが、個人に無理を強いるものである。
一方GoToはサービスの提供なので、使う使わないは個人の判断である。
GoTo批判を行っていたマスコミ。
中止したら、観光業界が悲鳴を上げたと報道するマスコミ。
GoToはサービスなので、尾身会長もマスコミも声を大きくして
「GoToは迷惑がかかるから使うな!」
と言い続けて欲しかった。
コロナはウイルス性の病気であり、感染力・致死の危険性もある。
だからこそ、個人個人が気を付け、自衛手段を取るしかないのである。
・手洗い・うがいの徹底
・マスク着用
・適度な換気、加湿
・十分な栄養と睡眠
・三密を避ける
入国する外国人も含め、これらを徹底すれば、それほどの脅威になるだろうか。
亡くなられた方、苦しんでおられる方、医療現場で頑張っている方と、黙々と動いている。
繰り返すが、国や自治体に頼るのではなく、各自が自衛をするのが一番なのである。
マスコミの報道を見聞きして、政府の失態を叩くのは楽である。
しかし、国民一人一人が気を付ければここまでの広がりは無かったはずだ。
「政府がGoToを打ち出したから、緊張感が崩れた」
など、分析していた者もいたが、
個人で状況を鑑み、行動できたはずである。
この程度の政策で、気を緩める愚か者は再教育を願いたい。
(学校教育で、思考より暗記を優先させた結果かもしれないが)
これは、政府・自治体への意見である。
・菅首相をはじめ、国会議員等の会食の自粛
・水際対策の徹底(自費での2週間隔離)
・医療機関への手当
・感染指定の格下げ
・情報の開示(罹患者の邦人、在留、入国の人数等)
・GoToの再開
<<まとめ>>
マスコミに出ている専門科たちは、国民に自粛するよう伝えていたのであろうか?政府叩きだけでなく、国民に啓蒙してもらいたい。
日本国民は少なくともバカではない。
一人一人が、自分で考え、情報を分析し、助け合いの精神があれば、これからの未曾有の事態も乗り切れると信じている。
<<最後に>>
最後に、
・亡くなられた方にはご冥福を祈り、その関係者にはお悔やみを。
・闘病中の方には一日も早い回復を、
・医療従事者の方々には只々感謝するばかりである。
・仕事が厳しい方は早まらず、もう少し我慢を
伝えて、終わりたいと思う。
続く
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