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山口県光市で、創業100余年。河村醤油です。

はじめまして、河村醤油です。

わたしたち河村醤油は、1919(大正8)年に山口県光市で創業し、「光ヤマカ」の屋号を掲げ、100年以上も醤油を造りつづけている醤油蔵です。

https://www.kawamura-shoyu.co.jp/


河村醤油について


わたしたち河村醤油は、1919(大正8)年、瀬戸内海に面し、温暖な気候に恵まれた山口県光市で創業。1代目の曽祖父・河村熊吉が、地元に根ざしたものづくりをしたいとの思いで、「光ヤマカ」の屋号を掲げ、醤油づくりをはじめました。

創業当初に手がけていた鉄工所や塩田は、戦災の影響などからなくなり、戦後は醤油づくりに一心に向き合ってまいりました。
その後も、この100年のあいだ、経済不安、震災、疫病の蔓延など、あらゆる困難が立ちはだかるたびに、先祖たちは決して屈することなく、努力し、「光ヤマカ」を守り抜いてきました。

愚直に、まっすぐに、ものづくりと向き合い、今日も醤油づくりをつづけています。

5代目 河村 光昭

5代目のわたしは、2017年、4代目の父・河村幸昌から、その想いを受けとりました。

今日もこの先の未来も、先祖に深く感謝し、「光ヤマカ」を守り抜き、未来へとつなげていく覚悟です。


商品へのこだわり


こだわりの麹から生まれる醤油

山口県光市の醤油醸造所

麹は、醤油の「旨味」を決めるといわれています。
麹は生き物であり、同じものが生まれてくることは決してありません。

麹のもととなる大豆と小麦の割合は、職人気質だった4代目がこだわりぬいた秘伝の配合で、厚みのある旨味に辿り着きました。

100年を超える長い歴史のなかで脈々と受け継がれてきた職人の知恵と情熱。
これなしには「光ヤマカ」の醤油づくりは語れません。


美しい伏流水を使った醤油

島田川水系の「伏流水」

水は、おいしい醤油をつくるために欠かせません。
島田川水系の清澄な「伏流水」を使い、地元・光市で愛される醤油ができあがります。

「伏流水」とは、河川水が川底の砂利層によって自然に浄化された地下水のこと。自然にろ過された伏流水は、水質が良好で安定しており、飲み水やお酒の仕込み水としても使われます。

日本の水道水源のうち3~4%という限られた水資源である伏流水。
なかでも、島田川の流域にある豊かな森林から生み出される伏流水は格別です。

100年以上つづく醤油づくりには、この美しい水が欠かせません。
清らかで、やわらかい。
雑味がなくクリアな旨味を際立たせてくれます。


地元・光市の風土を伝える醤油

だししょうゆやぽん酢など200種類ほど。新たな商品開発にも挑戦

河村醤油の屋号「光ヤマカ」には、創業の地であり、地元である光市への想いが込められています。

醤油は、大豆や小麦、食塩、水などの原材料がじっくりと時間をかけて発酵・醸成することでできあがります。
醤油は発酵がつくるものだといっても過言ではありません。
この発酵の過程を、瀬戸内地域の温暖な気候のもと経た「光ヤマカ」の醤油には、独特の深い味わいがあります。

豊かな風土や自然に感謝し、地元の人たちの舌に合う醤油をつくる。
代々紡いできた「光ヤマカ」の醤油を守り、次世代へとつないでいきます。


河村醤油のこれから


1919(大正8)年から紡がれてきた河村醤油のものがたり。
地元・光市では、わたしたち河村醤油の代替わり同様に、親から子へ、そして孫へとつづけて愛用してくださっている方もいらっしゃいます。

「食べる笑顔を増やしたい」創業から100年たった今も、わたしたちの思いは変わりません。食の多様化が進む今日、皆さまの笑顔をつくりつづけるために、現代の生活に馴染み、食卓を彩る商品を。醤油にとどまらず、新たな商品開発に挑みつづけます。

次の100年へと会社もお客さまもつないでいけるよう、地域に根差し、食で笑顔の創造をしていきたい。地域の文化や伝統を守りながら、新しい価値を創造しつづけていきます。

「光ヤマカ」は地元・光市から日本全国、そして海外へ。わたしたちの挑戦はつづきます。


どうぞよろしくお願いいたします。

まっすぐな醤油づくりをつづけます

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