スプレッドシートからメール下書き作成(その3)[GAS]Cc/Bcc追加
前々回、Google Apps Script(GAS)を用いGoogleスプレッドシートからメール下書きを作成するという記事を書きました。
このスクリプトをベースに、Cc/Bccを追加してメールするツールに作り替えてみます。
前々回用いたスプレッドシートの2行目に2行追加し、Cc/Bccのアドレスを入力するセルを設けます。
スクリプトはこちら。
function createDraftMail() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const recipient = sheet.getRange(1, 2).getValue();
const ccRecipient = sheet.getRange(2, 2).getValue();
const bccRecipient = sheet.getRange(3, 2).getValue();
const subject = sheet.getRange(4, 2).getValue();
const body = sheet.getRange(5, 2).getValue();
const options = {
cc: ccRecipient,
bcc: bccRecipient
};
GmailApp.createDraft(recipient, subject, body, options);
}
前々回と大きく異なる点は主に2点あります。
まず、
const ccRecipient = sheet.getRange(2, 2).getValue();
const bccRecipient = sheet.getRange(3, 2).getValue();
は、その上の「const resipient~」と同様にCc/Bccのメールアドレスを指定したセルから取得する役割を担っています。
次に2点目、
const options = {
cc: ccRecipient,
bcc: bccRecipient
};
は、GASでメール作成する際にCc/Bccを追加するための常套句のようなものです。
あまり難しく考えず、今のところは「こんなもんだ」との理解でOKです。
上記のGASを実行すると、Cc/Bccを含んだメールの下書きが生成されます。
※なおこれまでのサンプルでは宛先メアドは1つずつでしたが、
複数のメアドに送信したい場合は、メアドをカンマ「,」で区切りセルに入力します。
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