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QUERY関数のselect句に算術演算子を用いる[QUERY関数][Googleスプレッドシート]
QUERY関数でデータが数値型の場合、select句に算術演算子を用いることができます。
列H-Lにあるデータを基に、算術演算子を用いて列A-Fに参照してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664178986156-X10qq9B2i8.png?width=1200)
セルA1に以下のQUERY関数を入力します。
=QUERY(H:L,"select H,K+L,I-J,I*K,J/I,100-L")
結果、以下の値が返されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664179130330-wH7mUvQNby.png?width=1200)
列B-Fはそれぞれ以下の計算式に基づき値が返されています。
列B = K+L(販売数(店内) + 販売数(持帰り)) →→→ 販売数小計
列C = I-J(販売価格 - 原価額) →→→ 一食当たり粗利
列D = I*K(販売価格 × 販売数(店内)) →→→ 店内売上額小計
列E = J/I( 原価額 ÷ 販売価格) →→→ 原価率
列F = 100-L(100(持帰り容器在庫数) - 販売数(持帰り)) →→→ 持帰り容器残数
上記のままでは項目名が分かりにくくなっているので、label句を用いて項目名を整理します。
=QUERY(H:L,"select H,K+L,I-J,IK,J/I,100-L label K+L '販売数小計',I-J '一食あたり粗利',IK '店内売上額小計',J/I '原価率',100-L '持帰り容器残数'")
![](https://assets.st-note.com/img/1664179366059-kZsq2vuQj5.png?width=1200)
※2022年9月に技術同人誌「会社員がVLOOKUPの次に覚えるQUERY関数超入門」を出版いたしました。