見出し画像

サスティナブルきもの同好会(2020.07.18)

『月刊 岩ときもの』(※)では、「サスティナブルきもの同好会」と称して、着物のリメイクや着物に合う小物の製作を行い紹介しております。綺麗でまだまだ着られるお着物は、「着る」という目的で使用できるのですが、シミが多かったり、虫食いがあってもう着られないけれど柄が素敵なものなどは、リメイクをして形を変えて着物としての第二の人生を歩ませていこう、持続的でずっと続けていける着物の世界を広げたいという気持ちで「サスティナブルきもの同好会」を立ち上げました。

2020年7月18日号は、「👘 ぶどうと浴衣地で作ったアームカバー」として、浴衣をリメイクした手甲型アームカバーを紹介しております。

202007_18日号(内容02)

 2014年から毎年、高倉ぶどう園(大分県竹田市)のぶどうボランティアに参加しています。今年の7月も、ぶどうの袋がけのお手伝いに行きました。殺虫剤を使わず育てているので、摘果作業が終わったぶどうにはただちに袋をかけていかないとすぐに虫がついてしまうのだそう。この時期は時間との闘い。一分一秒も惜しい!と言いながら、作業を進めていました。(虫が付くと、手で一つ一つ取って処理していて、地道に作業しているのです!)

 ビニルハウスの中、草むしり、虫の除去、花のセッティング、摘果、袋がけなどなど、ぶどうの成長に合わせて休む間もなく働く、その過酷な労働の中で使えるアームカバーが欲しい!Tシャツの袖まである長さがあって、草取りの時に土が入ってこない形のものを、というリクエストをいただいてお作りした手甲型アームカバー(浴衣地から製作)が活躍していて、さらに「使い勝手が良い」という感想をいただきました!ありがたや~ 

 良いぶどうが出来るように、「美しいぶどうに成長して、買ってくれる人たちを喜ばせるんだよ~」と、ぶどうに話しかけながら袋をかけるお手伝いをしました。

画像2


※『月刊 岩ときもの』とは、着物を着て岩場に行き写真を撮り、それを雑誌の表紙風に加工してインターネット上にアップするという活動です。紙媒体はなく、インターネット上でしか見られない雑誌で(しかも表紙ばかりがたくさん!)、コアなファンの方々からは「幻のエア雑誌」と呼ばれています。
『月刊 岩ときもの』facebookページ
https://www.facebook.com/iwatokimono/

いいなと思ったら応援しよう!