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奇界と奇界が混ざった世界で

佐藤健寿さんの展覧会「奇界/世界」を見に行ってきたよ。(先月末のお話です…寝かせすぎ)

世界のいろんな景色、風俗、まつり、衣食住を撮影して廻った佐藤健寿さんの写真展。
写真本を拝見したことあったし、まぁ展示は見に行かなくていいかなぁと…最初、実は思ったんだよ。だけど、行って良かったなぁ。

行ってよかったのは、単純に知らない世界があることを知れたから。

知れた…っていうより、イメージできたから。

まーるい地球の上で、あっちとこっちとそっちで、色んな人がいろんなことをして、いろんな想いを持って動いている生きている泣いている笑っている…。
そんな映像がポワンと浮かんで、それぞれがそこにあることやいることが、それで良いことだと思ったら、鼻の奥がツンとしたのでした。

みんなそれぞれが、自分だけの「奇界と奇界の真ん中にある普通と言われる世界」にいるような気がして。
奇界と奇界が混ぜ合った世界にいるだけで、この世は奇界だらけ。普通なんて言葉はまやかしでしかないのかもしれない。

個人的に印象に残ったのは、ボディファームの写真。死体を置いて腐敗を研究する機関の様子とのこと。
誰かの役に立つとか、なにか残せるかとか、死んだあとただ死んで終わりなんだろうかとか、小さいころから折に触れて思っていることに、こんなふうに役立つ道もあるのかと思ったのでした。

あと、ネネツ族の食事風景。
解体は、血をあまり出さぬようキレイに解体するそうだ。生肉を食べ血を飲む。これも、「奇界と奇界の間の普通」。

第3展示室だけ遠目から撮ってOK

本を読んだ時は「こんな世界あるんだねー」という感じだったけど、写真展でこんなに心動いたのは、やはり大きな写真だったから、訴える力が強いのかな。写真集だと、パラパラと見てしまうしね。

第4展示室まであった部屋を何巡もめぐり、外に出ると3時間近く過ぎていた。
今でも思い出すと、胸んあたりがザワザワする。井の中のねんねん、大海を知らずだと。

佐藤健寿さん、見応えある写真展ありがとうございました!

ゴール

#66日ライラン
66日完
1000m!!!10キロ歩ききりました🏃‍♀️
途中歩いたり休憩したりしながらも完走!
皆さんと一緒に参加できて嬉しいです、ありがとうございました🙌✨

今日のいいこと
・66日ライラン終了!ふりかえれば、楽しいがいる、って感じ
・そしてこれからも楽しいがまだ続く感じ…
 𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
・お義母さんが体調良くなっててよかったよー

イラスト練習中!まだ未熟!
上半身下半身のバランス悪い~😂
伸びしろがあることを楽しむのだ!

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ねんねん
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