『未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~』スペシャル 原作おさらい
ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』のスペシャルドラマが4月28日21時から放送されることが発表されました。
ソースはこちら。
■原作のおさらい
麻見和史『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』角川文庫
原作では国木田刑事の視点で物語を見ていくことになる。
エピソード・ゼロの名前の通り、6係ができる前の過去の話となる。鳴海理沙は28歳、代々木警察署刑事課巡査部長だ。
遺体の傍には漢字を三つ重ねた品字様「品」と「蟲」の赤い文字。連続殺人事件へと発展する。残された品字様から何を導き出せるのか。いったいどんな人間が犯人なのか。なぜ殺人を犯す必要があったのか。
国木田刑事と鳴海理沙がタッグを組んで捜査する。
鳴海理沙評は、文字や文章がからまないと新米刑事のよう(21p)、「場の空気が読めないタイプ」(39p)、この女刑事はときどき暴走しそうになるから困る(84p)、図太さは見習うべき(102p)、自分ひとりで行動したいタイプ(204p)、と散々な言われよう。
ただ、視聴者ならわかると思うが、ドラマの矢代朋とも感じられる描写だ。品字様とメンタル・レキシコンーー心的辞書が絡み合い、事件の謎を解いていく。
原作小説では鳴海理沙が代々木署刑事のため、古賀室長も6係に配属される矢代朋彦も出てこないが、ドラマではどのようにアレンジされるのか楽しみだ。
6係の財津係長は緋色のシグナルでは科学捜査係に所属している。この事件をきっかけに鳴海理沙を【別の捜査係】にスカウトするエピソードもある。これらのエピソードがドラマにどう活かされるのか放送が待ち遠しい。
■元気が欲しい人にオススメのドラマ
去年、初めてドラマ評論を書いた。
ちょっとやる気が出ない、飽きっぽくて続かない、毎日ちょっと体調が悪い、恋がしたい。
そういう人にオススメです!
熱血で刑事ものだけど、優しくて穏やかな雰囲気のあるドラマです。
もちろん今回のスペシャルでは過去の話ではなく、矢代朋も鳴海理沙も草加さんもいる。
■付箋
前回の評論は下読み二ヶ月、本文に一ヶ月かかっていて一度データが(5000字ぐらい)消失。
6月6日の時点では付箋はまばらだったのですが
8月末にはこんな量に。また見直したらもっと増えそうです。付箋も赤色……。
付箋ノートもあるから原作きたらすぐ書けるよ。
字が汚くてすみません。灰の轍はまだ反映されてません。
■約束
京香姫からお渡し会で直々に「スペシャルあるから見てね!」と言われ「見ます!」と約束した(?)ので見ます!
お渡し会レポはこちらからどうぞ(ネタバレなし)
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