聞き上手は最強の惚れさせテクニック

世の中にはたくさんの異性にモテる、相手に好きになってもらうための情報や商品で溢れています。

その中には美容などで外見を整えたり、サプリメント等でホルモンが出ることで魅力的になる、等なんとも信憑性の低いものまで様々です。

しかしこれらの商品が一概に悪いとは言いませんが、お金や労力をかけた割に対した効果が上がらないことが多いのではないでしょうか？

これは大事な視点が抜けていることが原因です。それは自分視点ばかりで、相手がどうしてほしいかという視点がないのです。

「外見を整えて、自分を磨けばきっとアノ人は自分の事を好きになってくれる」

果たして本当にそうでしょうか？あなたが気になっているアノ人は、本当にそれを求めているのでしょうか？

僕が紹介するのは、お金はかからず、しかもやろうと思えば誰にでも行える、心理学に基づいたアプローチです。ハッキリ自信をもって言いますが、世に出回っている怪しげな商品よりは確実に効果があります。

それは「聞き上手」になることです。

男女ともに最強のテクニック「聞き上手」

これは男性・女性問わず異性に自分を好きになってもらう。もっと言えば惚れさせる可能性をグッと高める簡単でいて最強のテクニックです。

まず対女性に対してですが、一般的には女性のほうがおしゃべりが上手で、かつ自分の事を相手に話したいという要求が強いです。

また対男性に対しても、女性は自分の話ばかりせずに相手の話を聞いてあげましょう。特に男性の仕事や趣味について質問をしてください。「よくぞ聞いてくれた」とそれに関する知識などをひけらかし始めます（笑）

ただし、ただずっと話を聞いているだけではダメです。そんなのはあなたも苦痛だろうし、相手も「聞いているようで、この人自分の話を聞いていないな」と思ってしまいます。あくまで会話を楽しみながら、聞き上手になることが大事です。

会話の比率ですが、心理学的には女性6：男性４くらいの比率が最も落ち着いた雰囲気が出やすいと言われています。

具体的にどうするの？

ただ話を「うん、うん」と聞いているだけではダメな事は分かりました。ここでは具体的なテクニックを駆使して「この人、すごい話をちゃんと聞いてくれる。嬉しい」と相手に思わせましょう。

それは「アイコンタクト」「相づち」「要約」です。

まずアイコンタクトですが、基本は相手と目を合わせながら話をすることが大切です。ただし日本人はあまり見られすぎると相手に不快感や恐怖心を感じてしまいます。数秒合わせて、少しそらすくらいが効果的です。

聞き上手に重要なのが相づちです。これはうなずきながら行うとさらに効果的です。

「うん、うん」

「そうだったんだ」

「すごい」

「それで、どうなったの？」

相づちのバリエーションは無限です。しかし慣れていない人はワンパターンになりやすく、相手に飽きられてしまいます。自分が毎回同じような相づちをしている場合はあらかじめ、何パターンか考えておきましょう。

「要約」は聞き上手になる最強のテクニックです。これは相手の長い話をある程度まとめながら会話を繋げることができ、好感度も急上昇させるスゴ技です。例えばこんな感じです。

（例）

「今のプロジェクトで、先方と予算面でなかなか折り合いがつかなくて頓挫しかけていたんだ。でも、僕が先方の責任者と何度も夜も飲みに付き合ったり、休日もゴルフに付き合ったりしてやっと合意が得られてプロジェクトは大成功！社内で過去最高の利益を叩き出したんだ。まあ、部下は僕の苦労なんて知らないんだけど・・・」

あなた「仕事以外の時間でも努力したから最高の結果が出たんですね。でも、部下の人達に実は○○さんが影で苦労していたこと知ってほしいですね」

こんな感じです。上手くいけば「そうなんだよ。分かってくれるんだね」と相手は感じます。人は自分の事を理解してくれる相手に対して好意的な感情を強く持ちます。これを繰り返していけば、いつの間にか相手があなたを好きになっていたということも全然あり得ます。

またこの要約のいいところは自然と会話になることです。話が長い場合、ずっと聞いているのも嫌になります。そこで要所要所で要約をはさみつつ、場合によっては会話の流れを少し変える方向に誘導することもできます。

「○○な事で苦労されたんですね。実は自分にも似たような経験があって・・・」みたいな感じです。

こうやって、自分と相手に共通点があることを意識づけていくのも有効です。心理学では「類似性の原理」と言って、人は自分と共通点の多い相手に好意的な感情を持ちやすい為です。

まとめ

聞き上手は最強の惚れさせテクニックです。しかし、ただ話を聞いているだけではダメです。

「アイコンタクト」「相づち」「要約」などのテクニックを駆使し、共通点が自分達にたくさんあることを相手に意識づけていくことで、気づけば気になるアノ人があなたを好きになっているかもしれません。

好きな人がいる人は是非試してみてください。