男は皆マザコンか!?心理学的解説
女性に不人気男ランキングで、いつの時代も安定して常に上位に入るのが「マザコン」ではないでしょうか?
このマザコンが不人気な理由に、パートナーの女性と自分の母親を常に比べたり、いい大人であるにも関わらず何をするにも母親の意見や顔色を窺ったりします。
「母さんのカレーはもっとコクがあっておいしかった」
「家を買うなら、母さんも一緒に住みたいかどうか聞いてみよう」
「子どもの名前・・・。どんな名前にするのがいいかちょっと母さんにも相談してみる」
・・・・・💧
はい、女性の皆さん。イラッとしますよね?しかしなぜこのようなマザコン男ができてしまうのか、今日は心理学的な面から解説したいと思います。
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フロイトのエディプス・コンプレックス
実はマザー・コンプレックスというのは和製英語でこれはマザコンの逆バージン、ファザコンも同様です。
これは元を辿ると心理学の世界では超有名人のオーストリアの精神分析学者フロイトが提唱した「エディプス・コンプレックス」理論でいう子どもの発達過程を説いたものからきてます。
簡単に説明すると、4~6歳頃を「エディプス期」と言い、異性への関心が高まる時期と言われてます。そして最も身近な異性である母親に性的関心をもつようになります。そして、母親のパートナーである父親を邪魔に感じ始めます。
しかし成長するにつれ、子どもは父親の偉大さを理解し、最終的に父親のパートナーである母親をあきらめ、もっと広い世界に目を向けるようになるという内容です。
この母親からの自立を「母子分離」と言います。しかしこの母子分離ですが、完璧に行われるものではなく個人差があります。なので、男は大なり小なり、深層心理では母親に対して特別な感情を抱いているのです。
つまり男はある意味皆マザコンであるとも言えます。しかし、擁護するわけではありませんがこれでいいのです。
もし母子分離が完璧に行われてしまうと、相手への愛情は0になります。つまり母親に対して冷たい態度を取ったり、暴言や暴力を行っても何も感じないような人間になってしまいます。
マザコンが問題になる時
男が皆マザコンという事はある程度納得していただいたと思います。ここではマザコンが問題になる時の話です。
問題になるマザコンは先程の母子分離が子ども時代に上手く行われなかった結果発生しています。その要因は様々ですが、母親の過保護や過干渉、両親が不仲であったり、父親がほとんど家に帰らなかったり、母子家庭であったり実に多様です。
マザコンは大人になってからでははっきり言って改善することはほぼありません。冒頭で書いたような言動を日常的に行うことが予想されます。
女性の皆さんが付き合いを続けるかどうかは、二人の関係を脅かすかどうかを判断基準にしてみることをオススメします。
女性側が辛抱できる、スルーできる範囲のマザコンであれば関係を継続し、もしマザコンが原因で二人の関係が険悪になるようであれば、別れることを検討するのがよいでしょう。
男性は、自分に過剰なマザコンの気質があると思ったら早急に改めましょう。そうしないと一生彼女もできないし、結婚も無理でしょう。(俺は母さんさえいれば、女なんていらないという人は構いませんが😅)
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