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氷河期世代の司法書士挑戦 11

なぜ追い詰められた結果として、法律の資格を取ろうとしたのか。
ふと考えてみた。
すると、すぐに思い当たった。
氷河期世代ならば、おそらくほとんどの人が見ていただろう超人気ドラマ『101回目のプロポーズ』のせいかもしれない。

恋敵で、かつ上司でもあった男とぶつかった主人公は会社を辞め、起死回生の手段として司法試験を受験する。
恋人なのか、ただのお見合い相手なのか、それとも他人なのかという、その女性を振り向かせるために。

試験の結果発表がドラマの見せ場の一つなのだけれど、主人公が勉強している場面や試験に向かうところが今でもこちらの胸に焼き付いていて、それが今回私が司法書士を目指す原動力になっている気もする。

案外人間て単純なものだ。

いや、こんな単純なのは自分だけか……。

今はオートマシステムの刑法を通読中。
興味深い。読み物としても面白い。

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