保育園の頃から通園通学をできなかった理由を考えてみた。
結論を先に言ってしまうと、離れてる間に、ままが死んでるかもしれないと思うと怖かった。
怖くて不安で仕方なくて,いっそ早く死んでくれたらいいのにと思うことさえたびたびあった。
今でもあの頃の気持ちや景色をはっきりと思い出せる。
教室の一番目立つところに立って、先生が何か話している。面白いことを言って、教室の雰囲気が華やぎ私も思わず笑ってしまう。
それから少しして、窓から爽やかな風が入り込んで首元をくすぐると、梳いてばかりの長さの揃わない髪が顔全体に散らばって、すごく邪