わざとらしさが出ない焦点距離
ブライダルの映像をやっていると何かしら定番の撮影があってカメラに向かって「おめでとう」と手を振ってください。というやつだ。
最近はカメラの画質が上がってかつ背景ボケの映画のようなルックが主流になっていて、カメラ目線の手振りカットはややわざとらしく感じてしまう。
時代の変化もあるのかもしれないが、映画的な表現がブライダル映像でも求められているのかカメラ目線やヤラセ感ある動作は違和感を感じてしまうのかもしれない。
カメラを意識しない人間はなかなかいないので、自然な表情を撮るのにある程度の望遠が有効で、経験上85mmくらいで割と自然な表情が撮れそうだ。
ズームレンズで言えば70-200の焦点距離がオススメ。とは言え望遠だけで全てを表現するのも難しいので24-70や時には16-35などを組み合わせている。
表情を撮る時は望遠もしくは標準で、ジンバルや部屋全体を見せたい場合は広角という使い分けをしている。
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