可愛 唯

日記・SF短編創作・短歌・書評 20代の遺稿を公開しています

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メンタルがよわよわな時に集まるまったりコミュニティ。 やさしい世界を作りましょう。 ・精神的な病気、病質をお持ちの方が有益な情報を交換する。 ・お持ちでない方も、精神世界の学びを深めたり、気が沈んだ時に役立つことを見つけていくための場所にする。 ・励ましあったり、独り言を書いたり、今の辛さを乗り越えるための場所として使ってください。 ・精神世界に欠かせない本や音楽の話もたくさんしましょう! (誹謗中傷、薬事法違反、素人の診察は禁ずる)

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最近の記事

これから泳ぎにいきませんか?

私は私とお別れしたい。 いいよね、君もあなたも私が嫌になったらいつでもお別れできるのに。 私は、次の朝目覚めても嫌いな人(私)が目を覚ますんだ。 そうして、嫌いな人はずっと私から離れずに、ご飯を食べたり、音楽を聴いたりするんだ。 いいよね、君は、情緒が安定していて。 愛情のバランスも取れていて。 自分で自分の責任が取れて。 お願い、私と代わって。 私は薬を飲んでようやくそういった人のスタートラインの手前に立てて、効いているのかも分からない薬で騙し騙し社会に適応した

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    • 夢見てる夢を見たの

      これも夢かも知れないのに。聞き慣れた音楽が流れてくる。 カルテットだ、 ※メジコン飲んだ時に幻想と現実の狭間で書いたものです

      • 【日記】2024.10.26/ケーキの話がしたいの

        会話と読書に勤しんでいたらいつの間にか朝になっちゃった。やはり、時間も世界もことばでできているんだ!と実感してそして感動したの。 朝方に寝て、壮大な悪夢を見て、清々しくお昼に起きたのね。 昨日、選挙に行こうと思っていたのに何でかは忘れちゃったんだけれど、行けなかったの。 だからね、今日は選挙に行って、大型書店に行って、お茶して夜はお家でゆっくりする予定を立てた。 大型書店はここのところずっと通っているいつもの書店。好きな店員さんが今日出勤すると知っていたけれど、もう既

        • 令和ライト薬物中毒女性の苦悩

          ブロバリン 赤玉・青玉 ハイチャン リタリンタリンタリン♪ ハルシオン遊び オーバードーズのネタは時代と共に変わってゆく。 ヒッピーブームも終わり閑散としていた期間に私は薬物の虜になった。 ドラッグストアでは買えない、精神薬と睡眠薬を入れ続けて記憶がないまま、人とお茶をし、装いを工夫し、寝ても醒めても夢うつつのまま1年以上生活をした。 その後、時代はメンヘラブームへと移行。 ドラッグストアで買えるお薬たちが今はオーバードーズのネタになっている。 精神科をハ

        メンバー特典記事

          令和ライト薬物中毒女性の苦悩

          ブロバリン 赤玉・青玉 ハイチャン リタリンタリンタリン♪ ハルシオン遊び オーバードーズのネタは時代と共に変わってゆく。 ヒッピーブームも終わり閑散としていた期間に私は薬物の虜になった。 ドラッグストアでは買えない、精神薬と睡眠薬を入れ続けて記憶がないまま、人とお茶をし、装いを工夫し、寝ても醒めても夢うつつのまま1年以上生活をした。 その後、時代はメンヘラブームへと移行。 ドラッグストアで買えるお薬たちが今はオーバードーズのネタになっている。 精神科をハ

          令和ライト薬物中毒女性の苦悩

          死化粧でも苺色のグロス使ってくれる約束だったじゃん

          私は書店にいた。 ここは、古本屋。 どこまでも伸びる棚にぎゅうぎゅうに書籍がつめこまれている。 私はここで本を売ったり、買ったりして第二の書斎のように思っている。 『宗教学・心理学・哲学コーナー』 見ているだけで気が触れそうなそのタイトルを何冊も手にして下の本を取るためにしゃがんだ。 分厚い新書サイズの本を左腕に目一杯抱えて、パンチラも気にせずにしゃがんだ。 本か、本読みが私の下着を見るだけだ。

          死化粧でも苺色のグロス使ってくれる約束だったじゃん

          必要なことは悪いこと

          「ギャンブルする男の人はタイプじゃないの」 「タバコを吸う女のコは嫌いかな」 「情緒が安定している人と交際したいからメンヘラとは体の関係だけになるね」 「ゲームに課金する彼氏なんてありえない」 「汚いからリスカ跡隠して」

          必要なことは悪いこと

          夏休みが長すぎるとアル中になっちゃうよ〜

          日に焼けたくない。 外に出るのが億劫だけれど、意を決して外に出てみると秋の予感の爽やかな香りと小さくなった蝉の声を聞いて、この道が季節の変わり目に繋がる道に感じる。 太陽はまだ眩しくて、袖を伸ばして顔を覆う。 私、この感じ知っている。 お天気が良くて、お出かけにはもってこいな青い空。気分が良くなる気候。 なのに、家に閉じこもってばかりでこれらを堪能する時間を浪費してしまった。 お酒を買う時にしか外に出ず、寝ている時以外常にアルコールを体に入れていたあの頃。 出かける

          夏休みが長すぎるとアル中になっちゃうよ〜

          死にたい人の気持ちなんてわからなくていいから

          早くお風呂から上がって死ななくては 今日はもう寝て明日には死ななきゃ こんな時、自分がこれまで築いてきた人生の歴史の尊さの全てを忘れる。 散歩にでも出掛けて気を鎮めようとしても、外に出ることすら億劫で、夏の香り、青々とした木々、仄かな月明かり、その全ての美しさに何一つ心が揺らがなくなる。 未来の楽しみも、今死ねば存在していなかったも同然。 こんな自暴自棄になる。 ここまで来てしまうと、うまくSOSを出すことができない。 普段は必要以上にお喋りなのに、この苦しみを順序

          死にたい人の気持ちなんてわからなくていいから

          本と私

          ものごころついたときから、いや、自意識が芽生える前から本というものが人間の生活の一部だと認識していた。 私の住んでいたマンションにはどこかの部屋に必ず本棚があって、リビングには親の読み進めている文庫本が静かに佇んでいた。 ゲームやテレビに対して前向きな印象を持たない親元で育ったから、受け入れてもらえる娯楽を自分で探したのかはたまた文字に触れる前から読書は面白いと認識していたのかは分からない。 学業と習い事で休む暇が殆どなかった小学生時代、休みができたら図書館に出向いた。

        記事

          夜に迷ったわたしたち

          私が知りたかった、言語化できなかった、全ての愛の答えとなる短歌の分厚い本に出会った。 どうしよう、全てわかってしまった。 欲しかった愛も、苦しくなる愛も、いらない愛も、愛との付き合い方も。 だって、全部書かれていたんだもの。 私は22時になる前にこれを書いている。 文章は全て本当のことを書きなさい。 いいえ、全て出鱈目で嘘でも構いません。 私は、ね。 私は今この夜を彷徨う気持ちのヒントとなる書物を探している。 本棚を片っ端からガサガサと漁り、何冊もこれじゃないか

          夜に迷ったわたしたち

          今日死ぬのなら、今からお茶しに行きませんか?

          死にたい日は晴れている。 そして、見た目がとんでもなくダサい。 髪型と服装とアクセサリーのセレクトがちょっとずつちぐはぐで精神のアンバランスさがそのままファッションに反映されている。 私はドットの赤いワンピースを着て、愛香ちゃんとの待ち合わせの喫茶店に向かった。 先についていた愛香ちゃんは全身ピンク色のファッションですぐに分かった。 愛香ちゃんの座る奥の席に向かい、アイスティーを頼んだ。 「すごいストライプだね!」 と、私を見るなり愛香ちゃんは言った。 「これは

          今日死ぬのなら、今からお茶しに行きませんか?

          飛び降りる日の空は灰色

          皆さんは高いビルや屋上から景色を見たことがありますか。 私は東京タワーもスカイツリーも登ったことがあります。 そして、飛び降りようとして高いビルの最上階まで階段で駆け抜けて行ったことも幾度となくあります。 飛び降りようとする日の空は決まって灰色なのです。 身体が死に傾向しているのか、景色がどんより暗くて見覚えのある高速道路もお店も呪われたもののように恐ろしく見えます。 私は自分の病気がわかった時、ショックとこの先生きていける自信がなくて、病院から飛び出して屋上に行き

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          飛び降りる日の空は灰色

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          無理かどうかなんて女の子が教えてあげるから、待ってて。

          2024/10/16 PM23:43 モーレツにお腹が空いた! モーレツに甘いものが食べたい! 私が原マスミならアイス!アイス!アイス!って曲を先に作っちゃうわ! 鍵とおサイフを手に取って家を飛び出した。 とりあえず、あのコンビニへ。 この日は珍しく夜の外出を誰にも止められなかったの。 いつもなら、自殺しちゃうんじゃないかってしんぱいされるから!どこにいくのも自由じゃないの! コンビニへの道のりはまっすぐ。 夜の匂いがするー! 朝と昼の匂いはないのに、 早

          無理かどうかなんて女の子が教えてあげるから、待ってて。

          ここ最近のおはなし

          ブログのような日記のようなものを書いていきます。 noteで書くのは初めてかもしれない! ここ最近は、突然寒くなってお布団から出るのが辛くて辛くて用事があるのにどうしようと焦っていた時に知人から電話がかかってきました。 かけ布団2枚にくるまりながら爆笑していたら温かくなってようやくお布団から出られました。電話かけてくれてありがとう。 最近は食欲が無くて困っております。20歳くらいまでは冬が近づくとエネルギーを蓄えるためなのか食欲が増すのが悩みだったのです。 それが、年

          ここ最近のおはなし

          側から見たら恋人に見えるんだろうな

          生まれてから今日まで、あまり人目を気にせず生きてきました。 全く気にしたことないかと言われるとそんなこともないようなきがするので、あまり気にせず。 10代の頃、人はみんな自分のことに夢中で他人のことを気にしている人ってそうそういないことに気がついたのです! 思春期時代には「プライドってものがないの?!」と糾弾されたこともあります。 よく、励ますために「周りは意外と人のことを見ていないよ」と使われますよねぇ 知っている人…嫌われたくない友人や恋人の目を気にするのは愛情

          側から見たら恋人に見えるんだろうな

          数年前の元カレの影響で買ったマイブラのCDをブックオフで売ってきてあげるから

          こんにちら、 こんにちらり、 覗き見。 寒いですね、寒いと、 引きこもり、抑うつ、虚無感、孤独感、希死念慮etc.. なので、ビターチョコレート食べまくって元気を補充しています。 寒い時にはチョコレート、甘いものがいいと聞いたので。 突然失せた食欲が舞い戻ってきて、お肉とご飯三杯食べました。そして、その翌日からはまた食欲がなくなりました。 ええと、今朝三度寝をしたのです。 三回目に寝た時はガムを噛みながら寝てしまいました。 ピーチとジャスミンのガム。 華や

          数年前の元カレの影響で買ったマイブラのCDをブックオフで売ってきてあげるから

          現実から自分を消す方法

          辛すぎて消えたくなる時ありますよね。 毎日無気力が続いて、楽しいことが少しもできない日々。 もうすぐそんな季節、冬です。 とある、秋と冬に1ヶ月以上寝込んだ時に発見したのがこのタイトルです。 起きて、布団の中で本を読んで、友人と電話して寝る。 お風呂に入れない、食欲も湧かない、自分が何者かもわからない。 その時にたくさん寝て、たくさん夢を見て、たくさん本を読みました。 そして、たくさん薬も飲みました。

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          現実から自分を消す方法

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          「綺麗だから手元に置いておきたい」も「ぶっ壊れてるから好き」も男性的ロマンだ。

          幼女は完成された美しいものを好む傾向があるってどこかで読んだ記憶があります。 男性的ロマンっていいですよね。 女性の私からするとSFなんですよ。 男性的な可愛いとか男性的なかっこいいも。 職業柄男性と接するようになって、男性が望むロマンってこんなに宇宙規模で広がっていて未知のものなんだと感動しました。 ずっと女の子として生きてきたから、少女漫画や少女アニメ、キラキラ文具、フリル3段のミニスカート…. スタンダード(?)な女児からそのまま女の子になりました。 しかし

          「綺麗だから手元に置いておきたい」も「ぶっ壊れてるから好き」も男性的ロマンだ。

          不健康な女の子が好きだって言ったからODもしてあげて、手首だって切ってあげたのに、ディズニーが好きで本も読まない女の子と結婚するんだね。

          こんにちは、お久しぶりです。 言葉って強くないですか? 無料なのに。人を幸せにできたり、傷つけたりできる。 『死んでください』なんて言わなくても、ありとあらゆる言葉を駆使して手を下さずに殺すことだって可能。 人を壊すことだってできる。 自己肯定感を下げ続けて、布団の中から出てこられないように言葉で閉じ込めておくことも可能。 壊しておいて、置き去りにしてその後のことはわからない。 壊された私は一体どうすればいいの?責任取ってくれないの? 世界はそう優しくないから

          不健康な女の子が好きだって言ったからODもしてあげて、手首だって切ってあげたのに、ディズニーが好きで本も読まない女の子と結婚するんだね。

          はじめてのリストカット

          耳朶にピアスひとつ開けたことがない、耳ヴァージンの私が初めて自ら齎す痛みと出会うことになったのがリストカットです。 真夜中にたった1人取り残されたある日、私は耐えきれずとにかく自分の何かを奪いたくて台所から大きな包丁を取り出しました。 それで手首の甲に充ててみても、うまく切れなかったため、デスクの上にあったカッターで再度チャレンジするも無念。 翌日、ガードなしのカミソリを購入し、待ちきれずショッピングモールのトイレに籠って腕をたくさん切りました。

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          依存症・重症

          人は優しかった、彼女を助けたいと言った。 〈彼女〉は常に心と身体に傷を負うものに依存し続けていた。 そうしてまた、差し伸べられた手に依存することになる。 その手が引き抜かれたら〈彼女〉はドラッグストアのレジで薬剤の名前を告げ、箱を受け取る。 〈彼女〉は自分を殺してくれる人について考えていた。 自分を殺さないあの人の優しさに依存しながら、〈彼女〉は自殺願望があった。 微睡の中、目を覚まして、枕元に手を伸ばして指先が触れた本を引っ張り出す。 この文章たちとお別れはした

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          依存症・重症

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