【コラム】中国におけるアスリートのデュアルキャリア事情
先日、一線を退いたばかりのショートトラック選手と話していたら、
「今どき、英語が話せないショートトラックの選手は日本人と韓国人ぐらいですよ」
という話題になりました。
「中国の選手も、みんなインタビューに英語でスムーズな受け答えをしているし、そんなところでも差ができている気がします」
とも言っていました。
ちょっと前までは、中国の選手も日本や韓国の選手と同様に、自国語以外は苦手で、話したとしても片言の英語でなんとかコミュニケーションをとろうとしている姿しか見られませんでした。なので、彼のこの言葉を意外に感じました。
私は、このとき、2022年北京オリンピックを控えた中国で、金メダル期待競技であるショートトラックの選手が過度なプレッシャーから逃れるために、「米国で長期の合宿をしていることがその理由じゃないか」ということを話したのですが、IOCの『オリンピック・チャンネル』のビデオによると、どうやらそれだけではないようです。
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