今回のこの日記は780円分の価値
どこの家から出てきたのか、エセ同和本のような(えせ同和←)立派なつくりの「源氏五十四帖」発行は釧路新聞社、編集に初代社長の名前。しかしただの印刷本。中の絵は元は木版。どこにも誰の名前もない。適当な仕事してるくせに昭和49年で2万円の定価。これはクソな本だろうとわかるが、千円以下なので買うてきた。画家のクレジットもどこにもない。ぬるい仕事のくせに2万円とはふざけた定価だ。
ようやく「原画制作海老原正夫・木版監修川面義雄・監修久松潜一・英文解説松田武夫」までたどりついた。
こっちでもみられる。
上記の複製本。複製であることなどどこにも書いてない。著作権とかどうやってたんだろうと思う。どんな木版画なのかは上記のリンク先でみられる。同じものを「中日映画社」「内外タイムス」「新神戸新聞社」が出している、同年に。これきっと、上記の元のを出してたとこに金払って、各社が複製本を作って自分のとこの名前で売り出したんだろう。景気のよくなりかけのときの駄本。
やっぱりたいしたことのない本だった。まあいいのだ。私は別の画集を買いにいったのだ。
今回のこの日記は780円分の価値。