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ラジオからテレビになった話を書くつもりだった。柳田國男的にいうと『昭和四十年~六十年史世相編』(1)11行

2012年12月22日、当時の所ジョージは57歳。NHKFMで奥田、トータスらと番組を始める。奥田民生は当時47歳、トータス松本は当時45歳。
奥田とトータスはラジオを聴いている人を指して「リスナーさん」と呼び掛けている。所ジョージはその放送中のスタジオの雰囲気を伝えようとしてずっと「お茶の間の皆さんにはわかんないだろ?」「お茶の間では……」「お茶の間の方に……」と発言している。
10年の世代の差がかっちりと出た瞬間だと思う。宇崎竜童のパチモンみたいな見た目でデビューしたのがたしか70年代後半。
十年前にはすでにお茶の間に家族が集まってテレビをみていない。もっと前からそうだ。自分の部屋にテレビがおさがりで来たのは80年代最初。
続きは明日。

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