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【気になる新ビジネスfills(フィルズ)】マイボトルも当たり前! “中身だけ“を買う時代へ

こんにちは!
川江光です!

脱プラスチック社会の実現に向けて、マイボトルを持ち歩いている方も増えているのではないでしょうか。

「買い物袋はお持ちですか?」と聞かれ、袋の有料が当たり前になっているように、
「マイボトルはお持ちですか?」とマイボトル持参を聞かれることが当たり前になる未来がくるのではないか?
そんな印象を受けた、中身だけを売る・買う新たな面白いビジネス【fills(フィルズ)】を紹介します。

①“中身だけ“を売る・買うfills

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fillsは、「中身だけを買う・売る」ことができ、スマホと容器さえあれば利用できるサービスです。
マイボトルを持ち歩いていても、飲み終えて中身が空になったら結局ペットボトルを購入してしまっている。という矛盾が起きていることから、
マイボトル持参で〇円引きではなく「中身だけを売る・買う」に変えてしまうのはどうか?と取り組んでいるビジネスになります。

使い方はとても簡単な4ステップ。
①近くのfillsの導入店舗を探す
②メニューから商品を選ぶ
③容器を持参して購入したお店へ
④スマホの画面を提示し決済完了。容器に中身を注いでもらう。

スマホから注文ができるので、店舗に行って並ぶ時間も無く、スムーズに商品の受渡も可能です。

②売り手・買い手どちらにもサステナブル

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すでにスターバックスやタリーズコーヒーなど、マイボトル持参でドリンク代を数十円割引きしてくれるカフェもありますが、
マイボトルが基本的に〇ミリリットル単位で販売されていること、またお店によってS、M、Lで提供されるドリンクの量が異なるという点から、
fillsでは飲み物をS、M、Lといったカップのサイズではなく、〇ミリリットルといった容量で選択するようになっています。
そうすることで、自分のマイボトルに合ったピッタリの量を購入することができるようになっています。

また、このfillsのサービスは容器の購入費、そして紙ストローなどプラスチック代替品の導入コストの負担が課題を削減できるといったお店側のメリットもあり、買い手も売り手もどちらもポジティブに取り組めるサステナブルな仕組みになっています。

③今後さらに展開へ

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マイボトルがあるけれど、結局ペットボトルを買ってしまった…。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?
その原因は、街中で中身だけ買える場所が少ないことだとしています。
カフェでのコーヒーだけにとどまらず、お水やお茶、ジュースなど全ての飲み物がスーパーやコンビニで買うのと同じように、中身だけを購入することができれば、「マイボトルを持つ」だけで終わらずに、中身だけを変えて使い続けることができます。特にこれから暑くなり水分補給するタイミングが多くなる中、手軽に飲料を購入してボトルに追加できるのは非常に便利ですし、もっと自由に幅広くマイボトルを使うことができると思います。

現在fillsは首都圏を中心に広がっており、fillsのサービスを導入できる店舗を募集中とのことです。
関西ではまだ京都と神戸での店舗登録となっているので、これから全国的に広がっていくのが楽しみです。

④まとめ

今回はドリンクの中身だけを売る・買う新しいビジネス、fillsをご紹介させて頂きました。

大型スーパーなどでは、量り売りコーナーが設けられているのを目にすることがあります。
そういった取り組みと同じように、ドリンクも例えばファミレスのドリンクコーナーのように、スーパーやコンビニで自分が飲みたいドリンクを選んでコップに入れるような売り場ができれば、
マイボトルに簡単にドリンクの中身だけを購入することができますし、いずれはマイバッグと同じようにマイボトルも持っていない場合、コップ代を上乗せするような変化がでてくるのではないかなと感じました。

身近なニュースでは、スターバックスでも13日から飲み物を蓋なしで提供する取り組みがスタートしましたね。コーヒーは「香り」も魅力の1つだと思うので、蓋なしの提供は個人的にはいいな、と思っています。

当たり前だと思っていることも、どんどん見直して新しいスタイルが取り入れられ、もう「エコは意識が高い人だけのものではない」ということをこういった世の中の動きからさらに感じます。

◼️fillsについて詳しくは公式サイトから↓



以上
川江光


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