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小室哲哉に観る/失われた40年feat.自民党

1980年代中葉。
小室哲哉と氷室京介がミュージックシーンに颯爽と登場した。
両者とも疾走感のあるメロディーによって瞬く間に若者を虜にする。
開発著しい大都会・東京を舞台に、近未来を彷彿させるミュージックが昭和の掉尾を駆け巡っていった。

1990年代。
両者とも相変わらずの疾走感で若者を虜にし続ける。
開発著しい大都会・東京を舞台に、近未来を彷彿させるミュージックが平成を駆け巡っていった。

2000年代。
小室哲哉は疾走感のあるメロディーによって人々を虜にし続ける。
開発著しい大都会・東京を舞台に、近未来を彷彿させるミュージックが21世紀の日本を駆け巡っていった。

現在、2024年。
小室哲哉が疾走感のあるメロディーによって人々を虜にし続ける。
開発著しい大都会・東京を舞台に、近未来を彷彿させるミュージックが現代日本を駆け巡っている。


かくして、東京一極集中と失われた40年は完成した。



コムロフレーズ小室進行

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