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なぜ資本家は個人主義を好むのか?
個人主義とは何だろうか?
個人主義とは考え方だ。
個人のわがままを優先する考え方だ。
国家や街といった全体よりも個人を優先しようという考え方だ。
それが個人主義なのだ。
個人主義 = 全体より個人を優先する判断基準
個人の都合 > 町や国の秩序
一人一人の都合を町だったり国だったりの秩序よりも優先する判断基準。
それが個人主義なのだ。
「個人優先主義」と書いた方がイメージを掴みやすいので、本記事においては「個人優先主義」と記述することとしよう。
この個人優先主義は資本家にこよなく愛される。
本記事はこれからこの法則とそのメカニズムを「500文字時間」にて解説する。
個人優先主義が資本家にこよなく愛される?
なぜ資本家は個人優先主義を溺愛するのだろうか??
説明しよう。
個人優先主義は助け合わない
個人優先主義とは自分を大切にする考え方だ。
自分の利益を最優先する判断基準。
自分が所属しているクラスや国家よりも自分自身の利益を優先する判断基準。
全体優先主義ではなく個人優先主義。
そういう判断基準を持った人々が集まっている国家を想定しよう。
個人優先主義国家
そこでは人々が助け合わない。
人々は全体の秩序よりも自分の利益を考えるため、ボランティア部分で助け合わなくなる。
商品が売れる
個人優先主義国家では人々がボランティア部分で助け合わない。
お年寄りが困っていてもタダでは助けない。
そういう行為が日常的になる。
すると、介護サービスなどがビジネスとして成立する。
すると、貨幣取引が増加する。
すると、貨幣経済が成立する。
すると、株価が右肩上がりになる。
すると、資本家が儲かる。
だから、資本家は個人優先主義を好む。
以上である。
まとめっ
①個人優先主義とは?
個人を国などの共同体全体よりも個人を優先する判断基準
②なぜ資本家は個人優先主義を好むの?
個人優先主義はボランティア部分を縮小させ貨幣取引を増大させる。
すると、貨幣経済が機能して資本家が儲かるようになる。
だから資本家は個人優先主義を好むのだ。