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「報道一極集中」_オウムとコロナとナカイ君

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〜3月20日 07:30

1995年以降、
報道一極集中という現象が起こっている。

報道一極集中こそがハードシンギュラリティを引き起こす。
結果、人類は気付かないうちに破滅する。
これが目下世界で考えうる最も有力でなおかつ滑稽な終幕だ。

「報道一極集中」とは何か??

本記事によって、「21世紀を生かす」必須の教養を身につけなければならない。



オウムとコロナにみる報道一極集中

 期間     テーマ   エリア
1995年  オウム問題 国内全体
2020年〜 コロナ事変 世界全体

1995年に表面化したオウム真理教問題は日本のブラウン管を占領した。
報道がオウム一色に染まったのだ。
日本全体でオウムというテーマが共有された。

翻って、2020年に勃発したコロナ事変は世界の耳目を占拠した。
報道がコロナ一色に染まったのだ。
世界全体でコロナというテーマが共有された。

オウム問題は日本全体のテーマを一つにした。
コロナ事変は世界全体のテーマを一つにした。

では、
人々のテーマが一つになると一体何が起こるのだろうか??

これこそが本記事のテーマだ。



報道一極集中によるAI発展

オウム問題によってAI発展が加速した。
コロナ事変によってAI発展が加速した。

「報道一極集中」によって人々の関心興味(テーマ)が一つになるとAI発展が加速する。
このメカニズムをこの項にて片付けよう。

まず、AIとは人工知能であり人間の知性ないし知能を再現するプロジェクトだ。
したがってAI開発のためには人間の情報が必要となる。
「誰が?」「いつ?」「どこで?」「何を?」「どのように?」…といった人間情報が必要だ。
膨大な人間情報を収集して人間の行動原理を解明しなければならないからだ。
AI開発のためには人間情報が必要なのだ。

次に、AI開発のためには「あるテーマ」に関する情報のカタマリが必要だ。
膨大な情報を収集できたとしても、情報のテーマがバラバラであると解析に時間がかかる。
裏返せば、同じテーマ・同じ興味関心の人間情報であれば解析が容易になる。
つまり、同じテーマを持った人間情報のカタマリがあればAIが高度化する。

例えば「オウム問題」というテーマを共有した日本という共同体があったとしよう。
日本人はオウムを軸に据えた人間情報をリアルとクラウドに散らしていく。
「誰が?」「いつ?」「どこで?」「何を?」「どのように?」…
…といった人間情報の「何を?」の部分が「オウム」で一元化されているのだ。

このように、オウム報道一極集中によって人間情報が一元化・簡単化されるとAIが人間情報を解析しやすくなる。
結果、AI発展が加速した。

これが報道一極集中がAI発展を加速させるメカニズムである。

報道一極集中によるAI発展メカニズム

    報道一極集中
      ↓
報道が一つのテーマに染まる
      ↓
人々の関心興味が一つに集約される  
      ↓
クラウドを飛び交う人間情報が一元化
      ↓
AIによる人間情報の収集解析が容易に
      ↓
    AI発展加速

報道一極集中によるAI発展メカニズム 筆者作成



オウム報道一極集中_情報グローバリズムへの序曲

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