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JR尼崎近場でラーメンなら「メンヤ ニューオルド」
「ニューオルド」日本語になおせば温故知新ってとこだろうか。
「メンヤ ニューオルド」はJR尼崎駅南口徒歩0.5分に軒を構える「駅チカ」のラーメン屋さんだ。
まずその面構えからしてラーメン屋さんとは思えない。
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「古きを温めて新しきを知る」のうち新しきのパートを外観から思い知らされる。
瀟洒であり洋風の軒先はノキサキとカタカナで開いた方がより良いかもしれない。
「こういうのでいいんだよ。」と昆布水漬け麺を全力で推しているが、さてどうだろうか。
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こちらが看板。
これだけを見ると更にラーメン屋とは思えない。
右上の緊急修繕跡が痛々しく見えるのは整いすぎている暖簾の弊害だろう。
なるほど。
メンヤ ニューオルドの上にある「N」を模した記号は、
「N」と「O」のキメラであり「ニュー」と「オルド」の合体記号になっているんだね。
なかなかに芸が細かい。
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特にランチメニューはなく11時から23時まで同一料金となっているようだ。
これではランチ競争が激しいJR尼崎駅界隈ではどうかなと思ったが、ランチにお客さんを呼び込むための趣向がやはりあった。
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そっかあ。
スタミナ系を限定メニューにして、それをランチの目玉としてお客さんに訴求する。
その手があったねえ。
しかも15食限定というのがまた心憎いタマ数だ。
急ぐ必要はないが、ダラダラしていると売り切れてしまいそうだから結局は急いでいく羽目になりそう。
そんなタマ数だ。
900円からメニューがあるけど、ここは流れに竿さしてスタミナらぁめんいっとこう。
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いかにもスタミナがつきそうなラーメンが白米をたずさえ10分少々でやってきた。
辛いのが苦手なワタシだけど、これくらいならば問題なくいける。
スタミナ系にありがちなギトギトさは希薄で見た目よりもさっぱりしている。
分量は少なからず多からずで適量だ。
お味はあっさりした麺と濃厚な汁のコントラストで口福感高し。
全体的に完成度が高いラーメンだといえよう。
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ニンニク臭を消すためのチョコレートもついており、おんぶに抱っこでありがたい。
温故知新の温故のパートは、
この慮りの精神なんじゃないかな。
昔ながらの和の慮りと、洋風の新たな装い。
この二つが融合して「メンヤ ニューオルド」さんは今日も人気を博している。
JR尼崎近場でスタミナラーメンなら「メンヤ ニューオルド」と覚えておこう。