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オムココワがヤバい/ヤバすぎ高槻/オムライス編
大阪府高槻市がとんでもないことになっている。
とりわけJR高槻駅と阪急高槻市駅界隈は施設密集度とクオリティのバランスが卓抜しているのだ。
至・大阪ーーJR高槻駅ーーーーーーー
↕︎徒歩🔳🔳🔳
↕︎8分🔳🔳🔳
ーーーーー阪急高槻市駅ー至・河原町
わけてもJRと阪急の間に挟まれたベルト地帯は商業施設の玉手箱であり、もはや質量ともに日本屈指のレベル。
神戸三宮のエッセンスが凝縮されて高槻ベルト地帯におさまった感覚だ。
…
本当なんだってば。
…
今、盛ってるって思ったろ?
特に昔の高槻を知ってる中年風情ほどそう思ったはず。
とにかく、
黙って、俺の話を聞いてくれ。
オムライスが見えればその街が見える
オムライス。
これほど便利なものはない。
まず第一に作るのが簡単。
第二に食べるのが簡単。
最後が肝心。
最も重要なオムライスの便利な使い方。
それは…
オムライスは街の繁栄ベンチマークになる。
どういうことか?
説明しよう。
人々の往来が活発な街は経済競争が激しくなる。
特に外食産業において競争が激化し、グルメの質が右肩上がりで向上していく。
外食産業も千紫万紅だが、中でもオムライスジャンルは繁栄と衰退を知る上で明確な指針たり得る。
なまじオムライスは作るのが簡単で、
その味に差異を出すのが難しく、美味いオムライスを出せる店は類稀だからだ。
つまり、
類稀な美味いオムライス店がある街には「約束された未来」がある。
オムココワ
阪急京都線・阪急高槻市駅改札を出て東北に徒歩1分。
そこにオムライス一本で勝負しているオムココワさんはあった。
ーーJR高槻駅ーーーーーーー
徒歩1分
→→ オムココワ
ーーー阪急高槻市駅ーーーーーー
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ウナギの寝所のような立地。
いきなりの急階段が我々視察団を出迎えた。
11時開店だが10時45分には列ができはじめ、11時にはすでに長蛇の列になっていた。
あん?
10時45分の列はお前らだろ、、だと?
…
ああ、そうだ。
悪かったな。
…
11時開店だが10時48分には列がうねりはじめ、11時にはすでに長蛇の列になっていた。
これは人気店だ。
否が応でも期待は膨らむ。
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美味そうだ。
見るからにこの街の繁栄は約束されている。
それでいいじゃないか。
お前はコロナを恐れず頑張った。
最近また流行ってるけど、それも知らずに頑張った。
よくやった。
もう食べたことにしてレビューしたって大丈夫だ。
食べログで3.5を超えてるから、誰も否定できない。
早く蒸れないマスクを買いに行くがいい。
単三電池も買わないとマウスが動かないぞ。
108つの煩悩が怠惰へと誘うが、特殊訓練を受けた我々は煩悩だって容易く殺せるのだ。
約束された未来
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店内は狭い。
「8席」と特殊訓練を受けた我々は考える前にひとめでわかる。
カウンターが4席にテーブルが2つ。
合わせて8席だ。
銃撃戦には向かないが、隠れ家にはうってつけ。
つまりプロ仕様の隠れ家店だ。
特殊訓練を受けた我々だが「期間限定メニュー」には弱い。
なんたって人生は「一期一会」だ。
この期を逃したら、2度と会えない確率が高い。
ということで…
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来た。それロンだ。約束された未来がやってきた。
これが不味いはずがあるまい。
百食は一見にしかず。
これだけの目の正月があって、不味かったためしは有史以来存在しない。
黙って、俺の話を聞け
オムココワさんのオムライスはとにかく「まろやか」だった。
クリームソースをはじめすべての食材が「まろやか」に向かい手を携えていた。
繁栄に向かって手を携えている高槻を彷彿させるオムライス店。
それがオムココワ。
ヤバい高槻マップ
けむり屋牛力 スタバ
高槻将棋会館 スタバ からふね屋
ーーーJR高槻駅ーーーーーーー
スタバ →スタバ
洋食のいろは くろき
Shuval ⭐️オムココワ
ーーーーー阪急高槻市駅ーーーーーー
餃子天国 麺屋たけ井
一期一麺 手打吉兆
からふね屋 2
スタバが駅徒歩3分圏内に3店舗。
郊外の遺跡にもスタバが1つ。
合わせて徒歩圏内にスタバが4つ。
JR高槻駅と阪急高槻市駅の間には大阪北新地を凌ぐグルメベルトが形成されつつあり、市場はさらなる高槻への人口流入を確信している。
さらにグルメベルト外部にもウドン、ラーメン、焼肉などの実力店がひしめき、死角はない。
ひいては今年年末には日本将棋連盟の将棋会館がJR高槻駅北西徒歩1分に移転してくる。
この北西部は唯一といっていい高槻駅前未開発エリアであり、この将棋会館落成に伴い開発が加速しさらなる商圏拡大が見込める。
つまり高槻には約束された未来がある。