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「伝える」と「洗脳する」|文字言語の二大機能

文字言語には「伝える」という機能が備わっている。
確かに文字言語には伝えてなんぼの側面もある。
だがそれと同様かそれ以上に重要な機能が備わっている。

それが文字言語による「洗脳機能」である。


「秩序を保つ」  文字言語の最終目標


文字言語の最終的な目的は秩序を保つことだ。

文字言語が秩序を保つ2つの経路

伝える→わかりあう→秩序担保

洗脳→価値観一致→秩序担保

文字言語による秩序一致までの2つのルート

実は、
文字言語のもつ「伝える」という機能も、「洗脳する」という機能も、
上記した2つのルートで最終的には「秩序を保つ」という目標で合流する。

かたや、
伝えるは、わかりあうことにつながり、わかりあうことは秩序が保たれることにつながる。

かたや、
洗脳するは、価値観を一致させることになり、価値観を一致させることは秩序を保つことにつながる。

したがって、文字言語は2つのルートから共同体の秩序を保つ効用があるのだ。




伝えるとは?


文字言語は自分の思いと考えを可視化できんじゃね。

いままさに、ワタシは「文字言語は自分の思いと考えを可視化できんじゃね」という思考を文字言語によって「見える化」した。
これは凄いことである。
思っていることと考えていること思考を他人様に見てもらえる。
これは脳内を見せているようなもので、文字は他人様に自分の脳内を見てもらうことを可能にしたのだ。

自分の思いと考えを可視化して見てもらうこと。
これを「伝える」という。

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