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タワマンが貧困の象徴であるマンモス級の理由

太字部分だけ覚えちまえば朝イチで賢者になれる
実は目次を見るだけでも賢者を語れる。
そんな小賢しい情報を発信していくこのコーナー。

今日は「タワマンが貧困の象徴であるマンモス級の理由」と題してチョチョイとやっつけちゃいましょう。


お手伝いさんはどこに行った?

昭和の時代には「お手伝いさん」がいる家がそれなりにありました。
ですが、現在ではもはや絶滅危惧種と言っていいでしょう。
では、お手伝いさんがいる家はどこに行ってしまったのしょうか?
それがタワマンなのです。



タワマンにはお手伝いさんがついてくる!

タワマンには管理人室があって、24時間ゴミの手配などをしてくれます。
さらに管理人さんたちはコンシェルジュ総合世話係となって愚痴を延々と聞いてくれるだけでなく、クリーニングの手配はもとより美味しいお店などを情緒たっぷりの日本語で示唆してくれるのです。

つまり、
「昭和のお手伝いさん」は「令和のタワマン管理人さんたち」に転生したのです



管理人さん = お手伝いさんの汎用化(陳腐化)


昭和における「お手伝いさんのいる家」は絶滅危惧種となりました。
令和においては「コンシェルジュ付きのタワマン」がそれに取って代わりました。

しかしながら、スケールダウン感は否めません。
安上がりと言ったら語弊があるかもしれませんが、
10人余りの管理人さんたちをタワマン一棟500戸近くで共用しているのですから、一家に3人ほどいたお手伝いさん体制とは金遣いの荒さが違います。
タワマンの管理人体制は合理的ではありますが、豪邸お手伝いさん体制に比べるとゴージャスさでは劣ります。

つまり、昭和の豪邸お手伝いさん体制陳腐化・汎用化して令和のタワマン管理人体制にスケールダウンしてしまったのです。



富裕層のドケチ化


では、
この「昭和の豪邸お手伝い体制が陳腐化・汎用化して令和のタワマン管理人体制にスケールダウンしてしまったこと」からどんなことが言えるのでしょうか?

それが「富裕層のドケチ化」🥴


昭和の富裕層には、
カネを稼いでいるのだから、ゴージャスに金を使って社会貢献しようというバカみたいな気概がありました。
だからお手伝いさんをバカみたいに複数人雇っていた訳です。

ところが、
平成から令和の富裕層には、そういった馬鹿デカイ気概がありません。
金遣いにも合理化を求め、

「富裕層みんなでお手伝いさんを雇ったらコスパいいよね」

ってノリでタワマンが誕生
した訳です。



賢い!
だけど、
ものすごく、せこい!!



タワマンが貧困の象徴であるマンモス級の理由

昭和の富裕層は金を持っていると同時にカネを草の根に向けてわんさか使いました。
他方、
平成から令和の富裕層は金を持っているにも関わらず、カネを草の根に向けて使わなくなりました。
結果、草の根すなわち中間層未満にカネが行き渡らなくなり不景気が継続しているのです。
ひいては富裕層から貧困層へのパスも途切れ、富裕層と貧困層の格差も大きくなる一方です。


つまり、
昭和と令和では、
富裕層の金の使い方、富裕層の気概が大きく変化しました。

現下にあって、
タワマンは「「カネを使わない富裕層」」の象徴であり、
富裕と貧困の格差が拡大しながら、全体として貧困化していく日本の象徴なのです。

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