JR船橋に観る「繁栄スコア」_ファクトの方角
自分の街は繁栄しているのだろうか。
誰しも気になる事柄であろう。
♪
だがそれを明確に数値可視化した指標はなかった。
しかし、先ほどから、
日本の迷える子羊たちに福音が囁きはじめている♫
2025年
「街の繁栄」が一目瞭然になる年が明けた。
それでは、
千葉県のJR船橋駅を例に「繁栄スコア」という福音に耳を澄ませてみよう。
繁栄の量
品川といえば繁栄している街だ。
住みたい街ランキングでも上位の常連であり、日本が羨望する街といって過言ではない。
品川駅 8位
船橋駅 17位
住みたい街ランキングでは、品川駅と船橋駅の順位はダブルスコアである。
しかし、
品川が船橋以上に繁栄してるかといえば疑問符にせっつかれる。
まず、食べログアプリを利用して品川・船橋両駅周辺の飲食店数を調べてみよう。
品川駅半径800メートル圏内には645軒。
船橋駅半径800メートル圏内には892軒。
それぞれ飲食店が軒を構えていることがわかる。
飲食店の数というものは、繁栄の「量」を示す指針となる。
なぜならば「市場」が客を見込んで出店している以上、そこには必ずニーズがあるはずだからだ。
ニーズとは繁栄の中から生まれる。
したがって飲食店数というものは、「繁栄の量」の指針となるのだ。
品川駅半径800M 645軒
船橋駅半径800M 892軒↑
その上で、
この数値だけを見ると、船橋の方が繁栄しているように思える。
だがちょっと待ってほしい。
量だけで繁栄が決まるわけではなかろう。
粗製濫造という言葉があるように、潤沢にあっても質が悪いケースもままある。
よって、「繁栄の質」も見定めなければならない。
そこで、食べログアプリにおける「飲食店スコア」の登場となる。
繁栄の質
1位は跳ねた値が出るため割愛しよう。
両駅周縁における、
30位・60位・90位の飲食店スコアを抜粋した。
スコアは、基本的に「美味しい店の上下」を示している。
スコアが大きいほど美味い。
美味い店とはさしづめ繁栄の語り部である。
すなわち、「繁栄の質」が飲食店スコアから聴こえてくる。
さて、
品川駅と船橋駅で比較した場合、
30位・60位・90位において、あまねく飲食店スコアは船橋駅が上となった。
どうやら、
「繁栄の質」においても、品川駅ではなく船橋駅に軍配が上がりそうだ。
繁栄の質量
飲食店舗数から「繁栄の量」が可視化された。
飲食店舗スコアから「繁栄の質」が可視化された。
それでは、
これを融合止揚して、「繁栄の質量」を可視化させよう。
店舗数はそのままのスケールで、
飲食店スコアはそれぞれ100倍のスケールにして、
4つの値の足し算を「繁栄スコア」として算出する。
品川駅の場合には、繁栄スコアが「1685」とあいなった。
つぎに船橋駅を観てみよう。
同じように足し合わせて、
船橋駅の場合には、繁栄スコアが「1943」とあいなった。
繁栄スコア
繁栄スコアは、
「繁栄の質」と「繁栄の量」を同時に反映できる魔法の杖だ。
早速、住みたい街ランキング2024【関東版】上位の駅を、アットランダムに抽出して観てみよう。
目黒、品川、浦和、武蔵小杉、
くまなく「住みラン」の上位常連駅だが、
「繁栄スコア」では船橋駅に及ばないことが一目瞭然可視化される。
関東の超人駅はさておき、
関東のかたぎ駅において、
船橋駅は繁栄という見地において屈指以上の存在なのだ。
関東では、
JR船橋駅が際立っている。
虚像の可視化
住みたい街ランキングで上位だから繁栄している♪
関東だから繁栄している♪
今しがたまで、
そうしたステレオタイプが世界を破滅に誘っていた。
だが、繁栄スコアを手にした人類はもう2度と誤ることができない。
結論__イオンは郊外に