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からふね屋もヤバい/ヤバい高槻/モーニング編
大阪府高槻市がヤバい。
何でもかんでも駅前にありやがる。
スタバが2つ。
百貨店が2つか3つ、もしかしたら4つ。
家電大型量販店が3つ。
昔ながらの商店街もきっとある。
ユニクロ、GU当たり前。
アカチャンホンポ、loftに無印良品、関西スーパー、紀伊國屋、ABC MART、Seria、ココカラファイン、またもあったよスターバックス。
総合病院2つも駅近接とか冗長性高すぎ、徒歩圏内の遺跡に再びのスタバとか。
何これ。
北摂エリアのサザンクロスか桃源郷か。
コンパクトシティの教科書に載せたいユートピア。
リヒテンシュタイン生まれのワタシもこれには驚愕するしかない。
だがしかし、
真に刮目すべきは高槻駅チカのグルメ水準だった。
魔都市・高槻
からふね屋は昭和47年に京都で産声を上げた喫茶店。
そこから徐々に勢力を拡大し、50年の星霜を経て老舗と云われるカフェに成長した。
からふね屋は、
京都と大阪の中葉にあたる高槻にも2店舗出店しており、この高槻を前線基地として大阪方面への本格出店が予想される。
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高槻駅前の何が凄いかって。
本当に何でもかんでも2つあるんだってば。
からふね屋も2つある。
詳細は上図参照。
本当なんだってば。
まず北側のJR高槻駅前徒歩30秒に「ビエラ高槻店」がある。
次に南側の阪急高槻駅前徒歩1分に「珈琲 高槻店」がある。
その間、時間距離にして徒歩10分。
何それ。
競合共食いとか大丈夫なん。
実は爆食いの申し子、
「餃子天国」だって2つある。
こっちも時間距離で10分少々。
何それ。
競合共食いとか大丈夫なん。
そんな店舗展開が日常茶飯事になっているのが、この魔都市・高槻なんよ。
からふねモーニング
北側の「からふね屋さん」は7時から営業している。
ちなみに南側の「からふね屋さん」は6時半から営業という張り切りぶり。
6時半からモーニングって、何それ。
高槻は色々とヤバいから先を急ごう。
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ひとめ、
月並みか微妙に高いかなという価格設定に見えるが、実はさにあらず。
これがお値打ちなんです。
これねえ、ワタシはドリンクは別料金だと思ったんだけれども、実はドリンク込み込みの価格なんです。
だから、こうなる。
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トースト二枚、スクランブルエッグ、ベーコン、サラダさらにはスープ、
そして白桃アールグレイティーがカップ3杯分ついて、620円。
何これ。
他のカフェも、
からふね屋を見習え。
上げ膳据え膳
こういった薄利でお値打ちの商品を提供するお店は、押し並べて回転数・客数で勝負しなければならない。
だからお客さんに長居されては困る。
これが天地開闢以来の鉄則セオリーだ。
だが、からふね屋はこの鉄則をいとも容易く打ち破った。
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電源、フリーWi-Fi完備。
何これ。
他のお高くとまったカフェも、
からふね屋を見習えっ。
三ノ宮のスマートコンパクト
高槻市はねえ、神戸三ノ宮に似ていますねえ。
三ノ宮は海と山に挟まれて、JRと阪急阪神3つの公共交通機関エリアを中枢に商業施設もたんまりとある。
自然と文明の融合がなされているのが三ノ宮の特徴です。
だが三ノ宮の弱点は「商業施設が間延びしている」ということ。
神戸三ノ宮はエリアが東西南北に広がりすぎていて、移動に30分以上かかることもざら。
ここらが三ノ宮の弁慶の泣き所。
これは三ノ宮だけの欠点ではなく、大都市と呼ばれるところは得てして「間延び」している。
この「間延び」が高槻には皆無なんだ。
JR沿線と阪急沿線が徒歩7分距離で並走しており、その間に商業施設が密集して、まさにコンパクトに全てのシティ機能が密集している。
自然もバッチリ。
西に遺跡、東にも遺跡。
北には摂津峡から連綿と山々が連なる。
山の手と下町が見事に一体化。
自然と文明が秀逸に融合。
平成と昭和が止揚して令和情緒を醸し出す。
密度の経済がはたらきまくって、どこの飲食店も美味い。
何これ。
ヤバいはこれは。
間延びも隙もない魔都市高槻、恐るべしだ。