見出し画像

本当の自分

多面体

本当の自分というのはたくさんの面を持つ多面体のようなものでその表面はでこぼこしているゆえにどの方向から見ても同じ形に見えることはなくそれぞれ色々な面の形もあり正多面体ではない

そして色々な人やグループと接するたびに新たに作り出される面は数を増すごとに滑らかな球に近づき「自分」としての人生を滑らかに生きられるようになる

ここにおいて全ての面を中心から把握しようとする自分だけがいつか本当の自分を測りうると思われる

しかし実際には果てしなく多く把握しきれないほどの面が生きるために作られてきている
自分であっても見えない面が必ずでてくる

そんなときに必要なのがお互いを観測しあう相手でありあるときに近づいたり離れたりを繰り返しながらも互いの色んな面を指摘して教え合い気づいて見せ合い隠し合いすることで自分を知りその観測者を増やすことが自分探しでありそれが「本当の自分」に一番近づく方法だと考えている

大事なところ

ただ大事なのは本当の自分というのはあくまで存在しないものであって感覚の話でしかなく、自分自身であっても知らないのが普通なのだから、長い人生を通してもし見つかったらいいねといった具合に軽く捉えておくことが大事だと深く深く深く思っている。

それを踏まえた上で私は本当の自分に出会いたい。
私の生きる目的はそれである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?