
【フランス訪問記2025】 ロワール編シモン・ルイヤール訪問(2025/3/3)#63
サロンの合間を縫ってシモン・ルイヤールの醸造所を訪問しました。以前noteでもご紹介したことのある生産者です。
2024は赤のキュヴェが1種類、白のキュヴェが1種類の醸造です。またジュラに離れて住んでいる彼女(マリーさん)がいるそうで、そのキュヴェ(シャルドネ)も1種類醸造しているそうです。
タンクから飲ませてもらったのはシモンのセプトンブル2024白、シュナンブランのキュヴェです。厚みのある果実味ながらもきちんと酸が残っていて美味しい!今リリースされているのは2022ですので、この後タンク熟成や瓶熟を経て2年後くらいのリリースか。この醸造所は今年から借りているそうです。

タンクから出してくれたのは「アプレ・ラ・プリュイ2024」
若い頃は音楽活動をしていたそうですが、彼女がレストランで働いていてワインに興味を持ったそうです。畑仕事を開始したのは2012年頃からです。ジュラ中心に研修を行い、ドメーヌ・トゥルネルでの経験が主だそうです。
2018年から21年まではワインをネゴスで作っており、その後2ヘクタールの畑をロワールで購入したのでネゴスはやめたそうです。現在は3ヘクタール持っているそうです。
続いてマリーさんのジュラのシャルドネ2024をティスティングさせてもらいます。1/3位シュナンブランが入っていると言っていました。美味しい!どうやら一度以前のキュヴェは日本に入ってきたことがあるそうです。マリーさんはジュラにシャルドネを0.8ヘクタール、トゥルソーを0.4ヘクタール所有しているそうです。ここで(ロワール)で醸造しているということは収穫したブドウをここまで運んでいるということです。
続いてシモンのグロロー100%の「アプレ・ラ・プリュイ」2024です。前回noteに書いたキュヴェのワインですが、こちらは24年です。この年は軽くて飲みやすくとてもバランスがいいです。22年に比べると軽やかな印象です。22年は暑い年だったそうですので、24よりは果実感が強めに仕上がっているとのことでした。

シモン・ルイヤールのワインは白も赤も、どこか肩の力が抜けていてホッとする感じのワインです。まだ独立してまもない生産者ですが、ゆるゆると飲めて美味しいワインを作ります。エチケットもゆるゆる系ですが、センスを感じさせるデザインですよね。本人も穏やかなキャラクターですので、それがワインに表れているのかな、という印象です。
その後は保管庫に移動して、友達のワインやマリーさんのワインを飲ませてもらいました。


シモン・ルイヤール、まだあまり知られていない生産者かもしれません。価格もお手に取りやすいとは言い難く、なかなかご案内が難しいのですがワインは美味しいです!日本で飲んだ時にも美味しくて、ただ価格が安くないので導入は迷ったのですが、やはりその美味しさには抗えず少量入荷しました。(その後インポーターさんの在庫は空っぽになっていました。)ロワールに念願の醸造所も手に入れ、これからの活躍が期待できる生産者です。ぜひ一度飲んでみてください!