【お家でナチュラルワイン】すき焼きに合うワイン!(2025/1/27)#27
タイトル通り「すき焼きに合うNo.1ワイン」のご紹介です!答えを言う前に見出しの写真でバレてますね!笑
ドメーヌ・オヤマダ / 洗馬 赤
すき焼きには絶対このワインって決めています。ぴったりの相性だと思っています。他にも合わせやすい赤ワインはたくさんありますが、「洗馬」があるのなら「洗馬」が飲みたい!やはり日本のお料理と日本の風土(テロワール)で育った葡萄から造られるワインは相性がいいんですね。
「洗馬」赤はカベルネフランが主体のワインです。しっかりとした骨格があり、日本のワインらしいしなやかで、奥ゆかしい果実味が特徴です。なんですき焼きと「洗馬」赤の相性が抜群なのかちょっと分析してみましょう。
すき焼きの特徴
すき焼きは、甘辛いタレと柔らかく美味しいお肉、旨味たっぷりの具材が特徴です。
甘辛さ:砂糖と醤油をベースにした割下が、濃厚で甘みのある味わいを生む。
旨味:牛肉や野菜、時に豆腐やしらたきが加わり、旨味の層が深い。春菊など香味の強い野菜も入っている。
脂分:牛肉の脂がタレや全体の味にコクを加える。
カベルネフランの特徴
酸味の爽やかさ:
カベルネフランの明るい酸味が、すき焼きの甘辛さや脂分をさっぱりとさせてくれる。
甘い割下の味を引き締め、飽きずに楽しめる。
果実味とハーブ感:
赤系果実、黒系果実の甘みが、すき焼きの砂糖の甘さと調和。
ハーブや茎、野菜っぽい青さのニュアンスが肉の旨味と野菜と絡み合い、奥行きを感じさせる。
柔らかいタンニン:
タンニンが控えめで、牛肉の繊細な脂分とぶつからない。
柔らかな渋みが、肉の旨味と相乗効果を生む。
中程度のボディ:
カベルネフランは重すぎず、ちょうどいい。
とはいえ、なかなかレアで手に入れることが難しワインではあります。「洗馬」が手に入らない時はフランスのロワールのカベルネフラン主体のワインを選ぶのが良いと思います。または同じくロワールのピノドニスのワインも魅力的です。ピノドニスはカベルネフランよりも少し胡椒のようなスパイシーなニュアンスとタンニンが特徴のワインです。このさっぱり感が、すき焼きの脂を流す感じでちょうど良いのです。
洗馬でなくとも、カベルネフラン、ピノドニスも最高です。ぜひお楽しみください!