祈りを結ぶ、持ち歩く-絵馬-
祈願や祈願成就のお礼として神社に奉納する絵馬。川越氷川神社では「縁結び絵馬」「勝ち絵馬」「合格祈願絵馬」など、全11種類の絵馬をお頒かちしております。
小絵馬で祈りを持ち歩く
当神社の絵馬の特徴は、一部を除き「小絵馬」が付属していること。絵馬に込めてお祈りした気持ちを忘れないように、また、ご参拝の記念として、小絵馬をお持ち帰りいただけます。カバンやポーチなど、日常で持ち歩く身近なものに結びつけることができます。
小絵馬で仲間と祈りを分かち合う
ご家族やチームなど複数人の祈りを込めて奉納する絵馬として、大きなサイズの「勝ち絵馬」もございます。
「大会でチームが優勝できますように」「お父さんが病に打ち克ちますように」「クラスのみんなで志望校に合格できますように」——
このように、一丸となって祈ることで、祈りの力はより強くなるもの。
勝ち絵馬には、五つの小絵馬が一本の紐で結ばれた「五連絵馬」をお付けしています。小絵馬を五角形になるように広げ、祈りを込めながら紐を均等に切り分けてください。
仲間と一緒にお祈りした気持ちを忘れないように、そして各々が離れていたとしても、祈りでつながっている証となるように。大切にお持ちいただければと思います。
表絵のデザインは大塚いちおさん
小絵馬付の絵馬の表絵は、NHK Eテレ「みいつけた!」のキャラクターデザインなどを手がけるイラストレーターの大塚いちおさんによるものです。
境内にはほかに、八坂神社北側の「赤い糸のベンチ」もございます。
祈りの集結を目に見える形に
祈りを込めた絵馬は、当神社の本殿西側に設置しているトンネル状の絵馬掛け所「絵馬トンネル」にしっかりと結びつけてください。
大勢の人々が集まり祈ることで、神様の力は強まるとされます。平成15年(2003)の設置以来、20年以上にわたり数え切れないほどの祈りが氷川の神様に届けられている特別な場所です。
新年の祈願に-干支絵馬-
新年には毎年、大塚いちおさんにお描きいただいた干支絵馬を限定頒布しております。
令和7年(2025)の干支は「巳」。幸先よく新年を迎えられますように、12月1日から頒布を開始しています。
絵馬を結ぶ——それは「神様に祈りをつなげる」という意味もあります。もうすぐやってくる新年。縁起物である干支絵馬・小絵馬に祈願を託し、絵馬トンネル、そして身の回りのものに結んでいただければと思います。