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ペスカドーラ町田vsバサジィ大分 2022.12.11 @サイクルショップコダマ大洲アリーナ

前節ペスカドーラ町田はホームで湘南ベルマーレと対戦。遠藤選手の2ゴールで2-1で境川決戦に勝利し、直近の5試合を3勝2分と好調を維持している。一方、バサジィ大分は立川アスレティックと対戦し敗戦。7月以降勝点を取れていない苦しい状況。Fリーグ創成期からしのぎを削っている両チーム、どちらのチームがこの一戦をものにするのか?

スタメン
GK ジオヴァン二
FP 伊藤
FP 高橋
FP 山中
FP 野村

決定力

ペスカドーラは序盤からボールを保持してバサジィゴールへ襲いかかる。決定機はいくつもあったが、決めきることができない。逆に18’40、パカット選手にハーフウェーライン付近でボールを奪われると、ドリブルでペナルティーエリア手前まで侵入され、ゴールを許してしまう。ゴールのチャンスがいくつもあったもののゴールを奪うことができなかったペスカドーラとワンチャンスをモノにしたバサジィ。スタッツではペスカドーラが上回っていたが、0-1でバサジィがリードしてハーフタイムを迎えた。

責任感

2ndピリオドもペスカドーラが多くのチャンスを作り、同点、逆転を目指すがバサジィからゴールを奪うことができない。それでも27’54、右サイドから山中選手が仕掛け、得意な位置からのシュートが決まり、同点。その2分後には同じような位置からまたも山中選手が打ったシュートが今度は荒川選手のワンタッチによってコースが変わり逆転に成功した。山中選手のチームを勝たせるという責任感がこの2ゴールを生んだ。
ペスカドーラの同点ゴールの際、直前のプレーで負傷したパカット選手が、一時コートを離れていた。33,34にバサジィが同点に追いついたパカット選手の2点目にもこの失点時にディフェンスリーダーの自分がコートにいなかったことを悔やんだ責任感が感じられた。
2-2の最終局面、アウェイのペスカドーラはパワープレーを行い勝ち点3を目指すのに対し、バサジィの攻撃の際にはパワープレーは行われなかった。お互いのチーム事情を表しているシーンだった。

まとめ

山中選手がチーム内得点王に。

山中選手、10ゴールまであと3つ

シュート本数は圧倒したがどちらのチームも2ゴール。

ヴィニシウス選手、山中選手の左利きがチームの半数のシュートを放つ。

シュート本数では大きく差が出たが、結果は2-2のドローで終わった。ペスカドーラ町田は山中選手の1ゴール1アシスト。バサジィ大分はパカット選手の2ゴール。チームの中でもさらに強い個性が出た瞬間にゴールが生まれた。勝ち点1を分け合った形だが、プレーオスを目指すペスカドーラ、残留を目指すバサジィ、どちらともこの勝ち点を活かす為には次節の結果がとても大切になるだろう。
次節ペスカドーラはY.S.C.C.横浜戦です。プレーオフを目指すチーム同士の直接対決。お時間がある方は是非会場、ABEMAにてご観戦下さい。

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