Fリーグ Div.1 第20節 ペスカドーラ町田 vs 名古屋 オーシャンズ@千種スポーツセンター
前回の対戦はペスカドーラ町田のホームでスコア2-3で黒星。残り時間4秒で失点し、逆転負けを喫しました。現在1ポイント差で首位に立っているペスカドーラですが、絶対王者として立ちはだかるオーシャンズは高い壁です。名古屋オーシャンズとの対戦はいつも特別です！
苦しい展開
1stピリオド序盤はペスカドーラ町田がいい形で決定機を作っていた。あと一歩、あとボール1個分でゴールが生まれる場面もあったが、オーシャンズのGK篠田選手に防がれる。時間が経つにつれて、オーシャンズの攻撃の時間が増える。12’18、自陣から清水選手が持ち上がり、ペスカドーラのディフェンス3枚が剥がされる。最後は金澤選手に押し込しこまれ先制される。18’38にはCKからギレルマオ選手に合わせられ、リードを2点に許しハーフタイムを迎える。
チーム全員で戦う
2ndピリオド、ペスカドーラ町田はGKジョヴァンニ選手からのナチュラルパワープレーを積極的に仕掛ける。それに対しオーシャンズもディフェンスのラインを自陣に設定し、カウンターを狙う。オーシャンズのディフェンスが固く、ペスカドーラはなかなか決定機を作れない。この膠着状態を破ったのが29’26のヴィニシウス選手のFK弾。苦しい時にセットプレーで得点ができるのはチームにとって大きい。そして、この1点がペスカドーラの選手、コーチ陣に戦う姿勢が整わせ反撃開始。流れが一気にペスカドーラへ傾き、35’07に山中選手の右サイドからのクロスを荒川選手が胸で押し込み同点。3分後にはゴール前の混戦で伊藤選手のシュートが決まりついに逆転。最終盤はオーシャンズのパワープレーを最後まで体を張って守りタイムアップ。3-2で勝利を収めた。
残り5分がオフェンス、ディフェンスともに本当に強い。今回はパワープレーでやられなかった！終盤の得点力はチーム全員がフル稼働している結果。スタミナの配分ができている。
課題は1stピリオドの終わらせ方と2ndピリオドの入り方
まとめ
0-2からの逆転勝利は5節vsシュライカー大阪の時と同じ。逆転勝利もシーズンで2度目。やはりどちらの試合でも3点目が決勝点になった。
前試合は残り4秒での敗戦。その劇的な幕切れをこの試合は3-2の同じスコアで勝利。伏線回収ができた。
ヴィニシウス選手のゴールがチームを蘇らせた。さらに前回のオーシャンズとの対戦でも得点をしているのが伊藤選手と荒川選手。両選手とも良いイメージでこの試合に挑めたのではないだろうか？
2点を追いかける2ndピリオド。積極的にシュートを放ち、オーシャンズよりもトータルのシュート本数が上回る。
選手別のシュート本数。決勝点を決めた伊藤選手が最多の7本。3rdセットの雲切選手、遠藤選手、中村選手もシュートを打った。今シーズンのゴールまであと少し。
前半戦で負けた3チームから3連勝。これはファイナルシーズンにもはずみがつく勝利。
今回も読んで頂きまして、誠にありがとうございます。次節は中断期間明け、シュライカー大阪戦です。レギューラーシーズンもあと2試合。2連勝して年間勝ち点を50以上にのせたいです。