見出し画像

Fリーグ Div.1 第5節 ペスカドーラ町田vsシュライカー大阪 @町田市立総合体育館

両チームとも開幕戦は黒星スタートだったものの、そこからの3試合を連勝で飾り迎えた一戦。ペスカドーラ町田はここまでの4試合で12得点、1試合平均3得点と攻撃力が持ち味。そして、前節のバルドラール浦安戦を無失点で勝利し、攻守ともにチームが機能している。
一方、こちらも2節以降好調なシュライカー大阪。その特徴は4試合で5失点(1試合平均1.25)のディフェンス力。また、守備のみならず得点も11得点とオフェンスにも迫力がある。
攻撃に自信をもつペスカドーラと守備に自信をもつシュライカーとの矛盾対決。

ペスカドーラ町田 スタメン

GK ジオヴァンニ
FP 伊藤
FP 山中
FP 倉科
FP 野村

シュライカーの思い通りの展開に…

試合は最初のセットプレーで動く。右サイド深い位置からのキックインがオウンゴールになり、ペスカドーラ町田はわずか14秒で失点。そこからシュライカー大阪は統率の取れたディフェンス、セーフティーにボールを切る判断の速さでペスカドーラに決定機を作らせない。ナチュラルパワープレーからゴールに迫るペスカドーラだったが、左サイドからの仕掛けを奪ったナカマツ選手が自身で持ち上がりシュートが決まる。
先制点を奪い、固いディフェンスからのカウンターで点差を広げたシュライカーはプラン通りの1stピリオドだったのではないか。一方のペスカドーラは攻撃でもなかなかリズムが出ず、前がかりになったところをカウンターで失点。ハーフタイムでの修正を迫られた。

こじ開けた個の力

2点ビハインドで2ndを迎えたペスカドーラ町田はさらにリスクをかけ、ナチュラルパワープレーを多用してゴール前に迫る。だが、シュライカー大阪もGKと4人のディフェンスでゴール前にボールを入れさせない。それでも攻撃を続けていた25’12、右サイドでパスを受けたヴィニシウス選手のカットインからのミドルシュートが決まり1点を返す。固いディフェンスに無理やり空けた風穴がペスカドーラに流れを呼ぶ。続く29’59には原選手のシュートをヴィニシウス選手がコースを変えて同点。試合を振り出しに戻されたシュライカーはここから攻撃に転じるも守備の時間が長かった為、攻めが単発で終わってしまう。同点になった3分後、相手陣内左サイドの深いところでペスカドーラの伊藤選手がボールをキープ、ゴール前が空いたところを野村選手が冷静に決め逆転。追う立場になったシュライカーはパワープレーを開始。選手を変え、いくつものパターンを用意していたが、今度はペスカドーラのパワープレーディフェンスが固く守り3-2で逃げ切った。

まとめ

シュライカー大阪はペスカドーラのナチュラルパワープレー、セットプレーの対策を立てており、ペスカドーラはなかなか得点を奪うことができなかった。パワープレー時も様々なバリエーションがゴールを狙っていた。ペスカドーラへの対策を立ててきていた。シュート本数も拮抗。

野村選手がチーム内得点王

今シーズンは毎試合、ヴィニシウス選手よりも山中選手の方がシュート数が多い

この試合、ヴィニシウス選手が試合を決めた。さらにヴィニシウス選手の1点目、相手をブロックしてシュートコースを作り、さらに2点目のお膳立て。攻守に活躍した原選手もMVP級の活躍。

次節はアウェイで立川アスレティック戦。昨シーズンはアウェイ、ホームともに敗れている相手なので、今シーズンは違う結果を見せて欲しいです。

今回も読んで頂きまして、誠にありがとうございます!
いかがでしたでしょうか?
少しでもタメになったり、読んで楽しい気分になりましたら、スキorフォローをいただけると幸いです。
筆者の励み、喜びになります。
何卒、よろしくお願い致します!




いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集