【出版のリアル46】企画書に独りよがりのマイ用語は使わない

企画書の要素のなかで
「構成案(章立て、項目)」は、
タイトル、著者プロフィールと同じくらい重要です。
あなたの企画のコンテンツを順序だてて、
簡潔に書いたものだからです。
本で言えば、「目次」ですね。

構成案をつくるポイントは3つあります。
1つ目。
構成案はまず、編集者に宛てたものです。
ゆくゆくは、出版社の販売部(営業部)や
宣伝部など他の部署の方、
役員や社長まで読む出版社もあります。

構成案は、編集者や出版社の方が
理解できるように書いてください。

あなた独自の用語を使うようでしたら、
簡単な解説を入れたほうがいいです。
その分野に詳しい編集者や社員が
読むとは限らないからです。

この項、続きます。

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「出版界のおやっさん」こと、業界歴38年の出版プロデューサーです。企画書作りから、執筆・宣伝ノウハウまで――商業出版の著者に必要な知識をメルマガで毎日、解説中です。ご登録はこちらから

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川田修(Osamu Kawada)
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。