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【初出版『最強の法則』100】 vol.13:得意分野で「NO.1」を見つける


出版への一番の近道は、まず自分の仕事や得意なものを磨くことです。
さらにその分野で自分が「NO.1」なものを見つけることができれば、ベストです。

なぜなら、出版、特に実用系の書籍は読者の悩みや不安、欲望に応えるものだからです。
お金持ちになりたい。
痩せたい。
話し方をうまくなりたい。
資格を取りたい。
…あらゆる悩みや問題を解決する手段の一つとして読者が求めるのが、書籍なのです。
小説やエンターテインメントも例外ではありません。
読者は「感動したい」「面白い話を読みたい」という願望を持っています。

読者のために、著者は3つのことを示す必要があります。
・悩みや不安を整理する
・その原因を突き止める
・解決策を示す

この3つを示すために、著者はその分野のエキスパートであり、実績があることが必要です。
読者は著者の知識、経験、考え方、指導を、つまり「先生」や「メンター」を求めているのですから。

そして、教えの中にその分野で「NO.1」なもの、オリジナリティがあればベストです。
つまり世界で、たった一つのものです。
おそらく、あなたが出したい企画の本はすでに書店に並んでいます。
つまり類書はたくさんあります。
読者に選んでもらうためには、類書との「差別化」が必要なのです。

「そんなものないなー」とあきらめないでください。
あなたが一晩中語れることはありませんか?
1回2時間話す取材を5回やれば、1冊の書籍ができると言われています。
つまり、10時間です。
そのぐらい話せる「あなただけの」企画を考えてみましょう。

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川田修(Osamu Kawada)
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。