【出版のリアル42】企画趣旨の説明のやり方
前回、企画書の「企画趣旨・時代背景」は
下記の3つの要素が必要とお話しました。
A:企画内容の簡単な説明
B:この本が必要な時代背景、市場性
C:あなたがこの企画の著者にふさわしい理由
それぞれ簡単に説明します。
「A:企画内容の簡単な説明」に関しては、
(1)誰を読者対象にするのか
(2)読者のどんな悩みや不安を扱うのか
(3)どのような方法で解決するのか
これらを簡潔に書いてください。
たとえば、(1)と(2)は
「ダイエットに失敗し続けてきた40代女性」のように、
「○○の悩みをもつ●歳代の○○」
という書き方をするとよいです。
読者対象とその悩みがすぐわかりますからね。
次回はB以降のお話をします。
「出版界のおやっさん」こと、業界歴38年のプロデューサーです。企画書作りから、執筆・宣伝ノウハウまで――商業出版の著者に必要な知識をメルマガで毎日、解説中です。ご登録はこちらから
いいなと思ったら応援しよう!
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。
上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、
著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。
よろしくお願いいたします。