【初出版『最強の法則』100】 vol.7:プロデューサー、セミナー、塾などのコスパ
(出版に関心のある方に向けて、100回にわたり出版に関する豆知識を書いていく予定です)
自費出版であれ、商業出版であれ、いきなり自分で出版社に企画を持っていくのは、気分的にハードルが高いかもしれません。
そんな時の選択肢の一つが、出版プロデューサー(コンサルタント)や出版セミナー、出版塾です。
出版プロデューサーとは、いわば「出版に関するコーチ」です。
出版社で編集経験のある方や、出版経験の豊富な著者の方がやっていることが多いですね。
サービス内容は人それぞれです。
出版業界や出版社の基礎知識の説明、企画立案から始まり、企画書添削、出版社紹介や交渉、はたまた執筆サポートや編集、宣伝プロモーションまで手掛けていらっしゃる方もいます。セミナーや塾を開講している方もいらっしゃいます。
セミナーや塾では、企画のつくり方、企画書の書き方を伝授。添削を繰り返し、最後は出版社の編集者によるオーディションを開催するというシステムが多いですね。
期間は月に1回の講習があるとして、最低6回の講習。つまり半年単位が多いようです。
オンラインサロンやLINEのオープンチャットなどでコミュニティをつくり、受講生やOB同士の交流を図っているケースも増えています。
プロデューサーに依頼するにしても、セミナーや塾に入るにしても、数万円~数十万円の経費がかかるのは覚悟しなければなりません。
しかし、たった一人で出版の世界に乗り出すより、ガイドであり、コーチである彼らと一緒に出版を目指すほうが安心であり、励みになるかもしれません。
ダイエットや筋トレにしても、自分一人で黙々とやるよりは、パーソナルトレーナーをつけたり、お仲間と一緒にやったほうがはるかに効果が上がります。
自分のコンテンツがどのくらいの価値があるのか、客観的に見てもらうこともできます。
そういった意味でも、プロデューサーや塾などに頼る手はあると思います。
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。