【出版のリアル47】構成案もマネする

出版企画書に書くべき項目で
「構成案(章立て、小項目)」は、
タイトル、著者プロフィールと
同じくらい重要です。

前回は、構成案をつくるポイントは
3つあるとお話しました。
1つ目。
構成案は、編集者や出版社の方が
理解できるように書いてください。

2つ目。
構成案づくりも始めは、
TTPでいいのです。
TTP=徹底的にパクる、です。

少し前に自分のコンテンツの棚卸しを
していただく際に、
売れている本の目次の言い換えをお願いしました。
そのデータは残っていますか?
それをもとに構成案を作ってください。

完成された売れている本の目次。
これを参考にしない手はありません。

ChatGPTなど、
日進月歩の生成AIを使う手もあります。
私が実験的にやってみた感触では、
自分のコンテンツのキーワードを箇条書きで入れ、
「5章立て50項目の目次を作ってください」とコマンド指令すると、
瞬時に目次ができてきました。
これを自分の言葉で改良していくのです。

構成案の項、次回に続きます。

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「出版界のおやっさん」こと、業界歴38年の出版プロデューサーです。企画書作りから、執筆・宣伝ノウハウまで――商業出版の著者に必要な知識をメルマガで毎日、解説中です。ご登録はこちらから

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川田修(Osamu Kawada)
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。