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心が"言葉"を求めている

川口市出身の自称読書家 川口竜也です。

ここ数日、特に昨日からちょっとおセンチ気味。昨日は午前中に行こうと思ったことを、気分が乗らないからとサボった。

行く当てもなく、"神保町ブックセンター"でゆっくりソファに腰掛けて、コーヒーとモーニングのセットをいただく。

手持ちの本は、仕事術系の本と、読みかけの小説、そして以前読書会で勧められたクルベウさんの「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」ダイヤモンド社 (2021)

こういう時は、心を癒す言葉を求めてしまう。

さみしいのは、
あなたがひとりでとても遠くまで来たからだ。

同著 56頁より抜粋

私がひとりナーバスになっているのは、ひとりぼっちだからだろうか。

私が感じている感情は、不安と寂しさなのかもしれない。

親元から離れて一人暮らしをして、仕事中もリモートワークだらか殆ど話さず、気のおける同僚や仲間もおらず、だから心が寂しがっているのかもしれない。

それに加えて、自分の今までの経歴に自信を持てていないこともある。

一番長い経歴が現場作業員であり、最近は経験と積んだとは言えないようなジョブホッピング状態。

周りがすごい人ばかりだから、余計に焦っているのかもしれない。

人より人生が遅れる、って?
人生に早い遅いはない。
幸せに生きる人と、そうでない人がいるだけだ。

同著 118頁より抜粋

結局のところ、私は何がしたいのだろうか。何になりたいのだろう。

どうしてそこまで本に携わる仕事がしたいのだろうか。

立ち止まって考えると、出版に行ければなんでもいい訳ではないことに気づく。

漠然とではあるが、私は"言葉"を誰かに届けたいのだ。

私の人生は、本と共にあった。いや、言葉があった。

時に私の心を癒し、励まし、鼓舞し、前へ進む力を与えてくれた。

だから私も言葉を紡ぐ。私の言葉が誰かの心に残るように。

そんなことができたら、とても幸せだな。

ちょっと自分の道が見えてきた、そんな一日であった。

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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