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きっと青春が聞こえる

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

中学時代に深夜アニメを知ってしまい、遺伝子レベルでオタクの私。最近のアニメは詳しくないけれども、学生時代に観ていた作品やアニソンを何度も思い出してしまう。

先日、学生時代にドはまりしていた「ラブライブ!」の劇場版が4DXで再上映したとあって、珍しく席を予約して観に行った次第。

年明け早々にDVDで観ちゃったけれども、やはり映画館で観るのは迫力も音響もぜんぜん違う。また劇場で「Angelic Angel」が聴けて幸せなり。

何より、4DXだから臨場感も半端ない。一年生が歌う「Hello,星を数えて」で水しぶきが飛んだり、ライブシーンでカメラワークに合わせて席が動くたびに、いちいち感動してしまう。

たまに、この場面で特殊効果は必要?って思っちゃうこともあるけれども。車が往来する度に席が振動するけれども、アクション映画じゃないんだからってね。

その上、お隣さんがライブシーンで、毎回振り付けを身振り手振りしているのが視界に入って仕方がなかったけれども、それも4DXの特殊効果だと思ってやり過ごした。

それはさておき。去年「サマーウォーズ」の期間限定上映を観に行ったときも感じたけれども、ラブライブのTVアニメが放映して10年も経っているかと思うと、やっぱり歳を取ったなと思わなくもない。

でも個人的に考えるのは、もしμ'sのメンバーも同じように歳を取ったら、今頃何をしているのかって思う。

20代後半の彼女たちは、今何をしているのだろうかって。

ある意味、映画でも、後に放映されているシリーズでも、μ'sのその後については語られていないのは、我々に想像の余地を与えてくれる。

先日漫画好きの友人が語っていたけれども、結末を提示されるよりかは、中途半端に終わったほうが良いという。 

その友人曰く、物語の結末は必ずしも読者にとって望ましい展開になるわけではなし、むしろ、作家が意図する終わり方に持っていきたいだけではないかと、思ってしまうそうで。

とは言え、中途半端な場面で終わったほうが、まだ彼女たちは生活し続けていると想像することができる。

三上小又さんの「ゆゆ式」の情報処理部が、今もまだ活動し続けていると想像できるように。蒼樹うめさんの「ひだまりスケッチ」のゆの達は、未だひだまり荘にいるように。

ラブライブのμ'sもまた、学校を卒業したら解散という選択をするけれども、だからとは言って、彼女たちの人生が終わったわけではない。

「今(あの時)が最高」だったとしても。

もうμ’sの二次創作を作成している人はほとんどいないだろう。どんどん新しいシリーズに世代交代していくのは、自然の流れである。

それでも、約10年ぶりに映画が放映されて、満席状態になっている点を踏まえても、まだまだ根強い人気を誇っているんだなって思う。

だとしたら、同じように考えて映画を観ていた人もいるんじゃないかなって。そんな懐古厨の独り言。それではまた次回!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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