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常在戦場の心得
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
今回、司馬遼太郎さん原作の映画「峠 最後のサムライ」を観てきました。
・あらすじ
時は幕末、徳川慶喜 大政奉還後の動乱の世。東の旧幕府派と西の新政府派が対立し、国内で戦争が勃発していた(戊辰戦争)。当時、長岡藩家臣であった「河井継之助」は長岡藩を守るべく中立を主張。しかし、時代の流れに逆らえず、"最後の侍"として戦う。そんな河井継之助の半生を描く作品。
主人公の河井継之助がなんとしてでも長岡藩を、主君を、民を、そして家族を守らんと立ち向かう姿。時代の流れには抗えぬも、最後まで武士として生きようとする姿に、静かに涙を流す作品でした。
私自身、侍の生き様に憧れる。最も、私の武士の知識は「Ghost of Tsushima」や「龍が如く 維新」等のゲームと、三島由紀夫が駐屯地でした演説、ルース・ベネディクトの「菊と刀」と偏りが多いが。
今回は、河井継之助が劇中で何度も発した言葉、「常在戦場」について書きたい。
不退転の精神
武士道といふは死ぬ事と見附けたり
佐賀鍋島藩士の山本常朝と田代陣基によって書かれたとされる「葉隠」にある武士の心得である。
武士道と言うものを私は深く知らないため、理想論になってしまうが、武士たるもの、弱き者を守り、強きを挫く者でありたい。
家臣の河井継之助は、長岡藩を守るため、民を守るために、いつ襲われておかしくない敵陣の新政府派に乗り込んだり、戦争時は自らが先陣に立つことで士気を高めた。
いつ亡き者になってもおかしくない、そんな戦乱の世の中で、河井継之助は何度も語ったという。
常在戦場(じょうざい せんじょう)
「いかなる時も常に緊張感を持ち、真剣に事にあたれ」
また、そんなご時世だからこそ、戦場での辛苦を忘れず、今日の安息に感謝する気持ちで忠勤に励むことも説いている。
仕事や商談、試験や現場など、本番の日だけが戦いの場ではない。それまでの準備や毎日の生活の心構えが結果に影響を与える。
毎日真剣に、全力で仕事をし、夜自分がやりきったと言える仕事をしたならば、安心して休むのも最大限を発揮するには必要である。
武士のように、誉れを持って、今日も生きていこう。それではまた次回!
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