「想い」を持つ
社会に出たことない君たちにはなにもわからないですから、
今はITの時代です。まずは成長市場に身を置こう。AIだ。これから伸びる分野に身をおこう。テクノロジーを使いこなせるようになろう。そこの分野に行けば大丈夫。まずはそこで揉まれて成長しよう。生き残れない。そこから何かできる...
ITやらITコンサルが好きやったり、何か実現したいことがあるならいいんやろうけど、どうも未来が見えない。わからなかった。小難しいワード。
そう説明する人事や、勧める新卒サービスが多かった。
なんか違う。
大事なのは、自分の未来は自分で創っていくことなわのではないか。と思った。
VUCAの時代、日々変化することを常に予測したり、流行りに乗らないと置いてかれる。だから、自分を成長市場におくことで成長できる。情熱的に生きたいのならベンチャーだ。とりあえず成長だ。若いうちは死ぬほど働け。まずは稼げ。もしくはなんでもいいから起業してみたらいい。自立しろ。そこからやりたいことや好きなことに取り組め。今はわからないでしょ?
メンバーシップ型からジョブ型に移ってく?知らんけど。
確かにそうだろうし、好きなことも何が天職だなんてのもわからないのが当たり前で、不安である。
そして市場価値とかいうやつ。囚われます。今できることが少ないし、コンプレックスになりそうで。好きなことするにはそうしなければならないと思ってました。
でも、そもそも不確かなら、その流行に乗ってたところで変わるんでしょ。それよりも、自分がどうしたいかではないんかな。
例えるならば、結婚=幸せがトレンドだから、好きな人ができるまでナンパの練習しろ!や、好きでもない人でいいから付き合って練習しろ!それで人生成功だ!って言ってるようなもんちゃうかな(笑)
もしくは、好きでない人と付き合い、他人に対してや社会的に胸を張れるようにしておくみたいな(笑)
僕はそれだけでは幸せになれないし、大事なことを犠牲にしてる感じがしてしまう。
お金得て安定したいとか、スキル的に価値が高くなりたいや、他に幸せ軸があって、それが幸せの第一定義なら、それでいいかもしれないし、それを否定するわけではありません。お金は大事だとも思います。
そして実績などの自分の価値は大事だとも思いますし、欲しい。てか必要。仕事になるから。これから作りたい。資本主義な以上お金は生きる上で選択肢になるから大切。
あとからついてこないかな笑
でも僕の場合、それ”だけ”では手段の目的化でしかない気がすると思いました。メインではないという話。
人生における資産はお金だけじゃない。お金は食べれないし、価値通貨の一つであって、それだけでは自分の幸せを作れてないと思います。
資本は他にも9つあるらしい。カンボジアや東北滞在が自分に新たな価値観をもたらしてくれた。田舎の生活に触れたり、話を聞いたことがなかったから知らなかった。お金だけで生きていると切ないなと思いましたし、ただただ便利に乗っかり考えず知らず消費するだけでは、、、
↓↓
大人がもっと現実を見よと言うけど、その現実って、なんの現実なんやろうか。
ちょっと話は逸れたかもやけど、行ってみた道の生き方を自分で考えれなかったら、気づきや違和感、悩みに蓋をして進んでしまった時に、あれ?俺ってなんでこれしてるの?なんでこの会社にいるの?人も、場所も、環境も、してることも、なんでかわからない。なんで生きてる?になりそう。現在進行形でなってるけど。
やりたいことや好きなこと、環境、生きていく道を考えることは、そんなすぐわかんない。そんな教育もされなかったと思う。でも、それを探そうとせずに、関係ない成長機会を求めるって、もし結局見つからなくて後悔しそう。
自分の本音に耳を傾けず、嘘をつき続ける感覚のままにしておくと、どんどん後悔の念は大きくなる。
思い出したのは某就活サイトの記事。自己分析のHow toみたいな記事で、バイトでもなんでもいいから、今まで経験してきたことをうまく自分の良さとして、企業に選ばれるように書きましょうみたいな感じで、間違っても自分探しのために世界に旅に出るような無駄はよしましょうみたいな内容であった。
僕はその記事を見て、胸糞悪くなった。
いかにも留学や世界一周、どこか遠い国に行くことが無駄、就職においては意味がないみたいな書き方。実際に留学経験や海外インターン経験はあまり新卒採用にはデータ的にも優先順位に上がってこない。そもそも別に就活のネタのためにみんなしてるわけでないと思うけど。
僕は、合理的に、自分の知識と頭だけで考えるだけじゃわからないことを、いろんな場所に行って感じること、人と関わることでわかることがあることを知っている。
その人の人生がこれからどう創られていくか、この新卒就活という枠組みだけで判断できないでしょ。大学一年生の迷ってる人がそんな記事を読んだら、否定されるやん。あなたにはそれを想像できてその内容書いてるのか。自分の想いや居場所、やりたいことを必死に探してなにが悪い。可能性なんてそれぞれ。
狭い世界の中の価値観で企業に選ばれるために作る自己分析よりも、視野を広げて俯瞰して思考する自己探究の方が遥かに面白いのは僕からすると一目瞭然。なんでそうなっちゃうんでしょうね。人それぞれなのに。
自分と向き合うということは、人生で最重要項目だし、そんな簡単に片付けられないと思います。
言いたいことは、
ゴールはあんまり要らないと思っているけど、常にWhyを考えないのは危なそう。
想いのないHow toは、何だかもったいないし、空っぽになっちゃいそう。
その人が仕事する上で、生きていく上で、いろんな観点から「想い」は大事だし、それを創ることが自分という人間を創ってくことになるし、主体的になるってことなんではないんかな。
もちろん最初からあるわけでもないし、見つかるわけでもないし、変わるんやろう。行動や思考、出会い、好奇心に向かって何か挑戦することの中で一つ一つ創られるんだと思う。
とはいってもと、できない人が多いし僕もそう。悩んでグルグルしちゃうと余計に。
いつだって殻を破る一つの行動にはエネルギーがいる。
ちなみに僕がした2回の留学の動機はしょうみ、
このまま就職して、ネタがない、面白味のないサラリーマン人生にしたくなかった。
金晩、土日を目的だけの日々にしたくない。
だけでした。実は今も核はそうなのかもしれない。
最初はしっかりとした理由なんてなくていい。
なんにもない状態から少し手を伸ばしてみた。
そこからいろんな世界が広がり、たくさん素敵な出会いができることを知った。考えることや悩みも多くなったけど、それ以上にたくさん行動の意味ができたし、いろんなことに対して、想うことが多くなった。人生が前向きになった。感謝しています。
なぜがない
手段の目的化の空虚さ
↓
何をしたいから
誰と一緒にいたいから、誰を大切にしたいから
誰かのために
どこが好きだから
これに取り組みたいから
こんな目標があって
こんな世界観や価値観が好きだから
を大切にしたい。
What Who Where
なんでもいいし、簡単なことでもいい。
踏み出すのに理由も作らなくていい。
自分の思考を止めずに、自分の想いを持てるよう、好きや愛に気づくアンテナを張っていたい。
流行りは手段。スキルも手段。お金も手段。就職も手段。just How.
何も考えずに、とりあえず流行りのオンラインサロンや会社に入ってる"だけ"で満足したり、奢ってたら手段の目的化になっちゃうんやろなー。
僕の場合、想いを大切にできない限り、生きてる意味や働く意味をなくしてしまう気がしたし、怖い。
好きや自分なりの想いがあるって、めっちゃ素敵。
それは、農業の仕事、ITコンサルの仕事、学校の先生、人材の仕事、ソーシャルビジネスの仕事、モノづくりの仕事、サッカー関係の仕事にしろおんなじことだと思う。
想いがあれば優劣がない。
僕は、行動しているうちに、価値観や世界観が好きな人達や環境と出会えたし、これからの人生で大切になることができてきた。想いが少しずつ芽が出てきた。
他軸で、まだまだこれからだけど。
俯瞰的に、大切にしていきたいことが少し分かった気がします。
どんな人生、選択になろうとも、こう生きたいという想いがない空虚な生き方はしたくない。
親にこう言われるから、世間がこうだから、同世代はこうだから、優秀な人はこうだから、流行りはこうだから、今はこんな時代だから、という想いには僕はなりたくない。
自分の人生なんですからね。
おーくんちゅらーん
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