なんでもいいから「理由」がほしい。
お願いするとき、何か報告するときは、「理由」を言うように意識してみることにしました。
こんにちは、よこや農園のあすかです。7月に入って、夏!ですね〜🌻田んぼの稲もいつの間にかこんなに大きく!
さて、先日読んだ本に面白いことが書かれていました。
有名な話らしいのですが、こんな実験結果があるそうです。
ある大学でコピーをとっているところに割り込んで「先にコピーを取らせてください。」と言うと、
60%の人がオーケーと言ってくれたそうです。でも、
「急いでいるので先にコピーを取らせてください。」だと
94%の人がオーケーだったらしいのです。そして、ここからが面白いのですが、
「コピーを取らなければいけないので、先にコピーを取らせてください」と言うと、
なんと93%の人がオーケーと言ってくれたらしいのです。
“コピーを取らなければいけないので”なんて、そりゃそうでしょとつっこみたくなる意味わからない理由です。
つまり人は、なんでもいいから理由を聞くと動いてくれる。ということらしいのですよ。
へー、そうなのか、と思ってこの話を夫にしたら、
「俺、いつも理由を言うようにしてるよ。だって自分が気になるから。みんな“休みます”って理由を言わずに伝えてくるのも、なんで理由言ってこないんだろうって思ってた。」
と、言われました。えー!そうだったの!?と衝撃( ; ; )
もちろんわたしは、理由を言わず「何をします」「何をしてほしい」しか言わない“みんな”の方でした。。。(汗)
で、ここで思ったのは、きっとわたしや理由を言わない“みんな”は、
「先にコピーを取らせてください。」でコピーを取らせてあげた60%の人の方だと思うんです。
そして夫は、理由を聞いたときのみオーケーと言った34%の人。
(この割合は、前者の中には、なんで?!と思いながらもイヤイヤコピーを取らせてあげた人が含まれてると思うので、実際の割合はもう少し変わってくるかも。)
私の場合は、理由を聞かなくても困ってそうだし、何か理由があるんだろうなと無意識に思うので、納得できちゃうんです。
でも、世の中の半分くらい?の人は、理由を聞きたいんですね。
相手も自分と同じだと思ってたから、お願いするときとか理由を言わなかったのですが、
今度から理由をつけようと思いました。
夫いわく、理由は「それをしたいから」みたいな感情に基づいているものでも、いいみたいなんですよね。
誰かに何かを言うときは、
「疲れちゃったから、横になってていいかな?」とか、
「食べてみたいので、ブルーベリーのお菓子の試作お願いできますか?」とか、
「お片づけしてほしいの!だからオモチャ片付けて!」とか、(笑)
「なぜそれをする」「なぜそれをしてほしいのか」を伝えるようにしようと思います。
そうすると相手は行動に移しやすくなる。ってことですね。
うーん、勉強になります〜
これを読んで、理由言うの当たり前でしょって思ったあなた、理由がなくても動ける人もいるんですよ。(笑)
↑次女。カッパ姿が可愛すぎる〜!(理由なし!)
今日もよい一日をお過ごしください(*^^*)
信州よこや農園 川邊明日香