2022年にやったゲームを振り返る その4 『The Gardens Between』 『unpacking』
こんにちは。午後もがんばりましょう(noteの挨拶)。
よーし、その4! いい勢いだ! どんどんいくぞ! アイアンはホットなうちにストライク!(2023年4月末に2022年のことを書いています)
The Gardens Between
Switch版のトレーラーの方がいい感じだったけど、ネタバレってほどじゃないがモニャモニャ……。
いわゆる、雰囲気いいインディー小品タイムパズルゲーです。2時間くらいで終わったと思う。グラフィックも雰囲気もストーリーも美しい。
ゲーム部分は、進むか(周りの時間も進む)戻るか(周りの時間も戻る)しつつ(例外あり)、途中にあるオブジェクトにどの順番・タイミングで触るかというシンプルなものなんだけど、いろいろなやり方・見せ方があって面白かった。
序盤で、こういうのもあるのかー、ってなるやつ。
自分はパズル得意プレイヤーではないけど、難易度はそこまで高くなくて、アレコレ試してるうちに「いやー完全に理解したわー」って、パーツが中央に集まった顔になれて気持ちよかった。
引っ越しのせいで仲のいい幼馴染と離れ離れにならなきゃならない人に、特におすすめです! そのうえ引っ越し前夜が嵐の夜なら、もうマストバイ!!!
unpacking
いわゆる、雰囲気いいインディー小品お引越しパズルゲーです。隙間時間でちょこちょこやってもサクッと終わった。グラフィックも雰囲気もストーリーも音楽も美しい。たまたまだけど、引っ越しテーマもちょっと繋がったね。
BGMが結構印象に残ってて、いまサントラを聴きながら書いている。プレイ後かなり経っても曲を聴いていろいろ思い出されるのは、短いゲームなのにすごいことな気がする。各ステージがクリア後にアルバムに収められるという、記録とか記憶とかに関わる語り口もまた、一役買ってるのかもしれないなあ……。
YouTubeでみっけられなかったんだけど、この曲流れるところとか切なかったよね……It's Not You……。
ゲームプレイ的には、実は意外とモノの配置は何でもかんでも自由じゃなくて、しかるべき場所に置かなきゃならないので、そこは少し考えさせられる。とはいえ置くべき範囲内での置き方並べ方は自由なので、ガチガチ縛られて不自由でいやだなって感じはなかった。
それと関係して、そもそもコレはいったいなんだろう……みたいのは結構あるかも。グラフィック的な意味でも文化的な意味でも。
リンク先、前者はバキバキにネタバレだけど、ここから後者にたどり着いたので貼っておきたい。感想も面白かったし! 最後まで何なのかわからなかったモノがわかってスッキリ。ユダヤ教のモノとは!
とにかく、段ボールを開けて物品を配置して生活を整えていく気持ちよさと、段ボールが空く(畳まれて消える)気持ちよさがある。
配置する時の効果音がやたら凝ってて、置く場所で細かく変わるのも面白かった。
あと、ストーリーというか、住人の人生をあまり直接に語らずに想像させるのも良かったね。解釈の幅もありそうだし、遊んだ人がそれぞれに思うところがありそうでいい。
自分は、20面体ダイスとメタルフィギュアが出てきて、「ってことは、この妙に大判で同じテイストの背表紙の何冊もある本は……D&D……!!!」ってなって興奮したよね!
(※いつものです)
(※海外のファンタジーTRPGをすべて、D&Dだと思い込む癖がある個人の解釈です)
時代が進んで、紆余曲折あったろうに、マイキャラのメタルフィギュアがペイントされてたのもよかった。
D&Dはいくつになってやってもいいんだ!!!
やりやがった! 夢のゲーム部屋を! やりやがった!!
「もっと夜更かししてゲームしちゃう!」って、好感度上がりすぎちゃうでしょ!
近々引っ越しする、または引っ越したばかりの人におすすめ……しないな! 荷造りや荷解きをがんばって! それから楽しんで! 我慢できなかったら合間に遊んでみて!