最近見かけたOCDっぽい人
はじめに
電車の座席やレストランの椅子などから立ち上がる時に、何か忘れ物をしてしまっているのではないかと気になって、椅子の上だけでなく裏側とか床とかまでくまなく確認しないと不安で気持ちが悪いような思いが湧き上がってくることに悩んでいませんか?
手を洗いすぎて皮膚がボロボロ、ガスの元栓を閉じたかどうか気になる、家の戸締りや電気を消したかどうかのチェックに異常なほど時間がかかる。これらのようなことにもし心当たりがあるのであれば、もしかするとあなたは強迫性障害という病気かもしれません。
まずは書籍を読んできちんとした知識をつけてみることをおすすめします。
この記事では、最近みかけたOCDっぽい人のことを書きます。
1. 病院の受付にて
最近ちょっと事情があって大きな病院にかかっています。ちなみに強迫性障害で通院しているわけではありません。
大きな病院なので受付のところが広いスペースになっていて、受付カウンターも、再診受付・料金計算受付・料金を支払う場所などのいくつかのカウンターに分かれています。
私がそこでお金を払うために座って待っていた時のことです。
受付の人に何か話しかけている30代くらいの男性がいました。
しばらくしてまた見ると、今度はその男性が、また別のカウンターで別のスタッフに話しかけていました。
そこまでは特に何とも思わなかったのですが、その後、その男性が帰り支度をしているとき、自分が座っていたソファーの後ろや下をのぞきこんで忘れ物チェックをしています。これはOCDではとってもよくある行動ですよね。
まあ、普通に何か落とした物を探していただけなのかもしれませんが、その行動のしつこさを見てるとたぶんこの人強迫性障害だなーという感じがしました。
そこでふと思ったんですが、さっきその人が受付の人に話しかけてたのも、何かの確認強迫のためにやっていた行動なのではないかと。
一人に話しかけて確認しただけではすっきりする返答を得ることができず、その後また別のスタッフに同じことを質問したりしていたのではないかなと思いました。
ただの私の予想ですけどね。w
2. 家族との電話
私の母もOCDです。そのため私は自分のOCDは母から遺伝したのではないかと思っています。
そんな母と電話で話した時の出来事。
上にも書いた通り最近ちょっとOCDではない事情で病院に通っていて、近々その関係で手術をする予定があります。
そのことを電話で母に話し、内容や日程などを伝えました。
すると、その後母から手術の日程の確認メールが来ました。
親子なので考えてることがすぐ分かってしまうところがあるんですが、これってたぶん強迫観念なんですよね・・・。
たぶん母は私の手術の成功について祈ろうとしていて、手術の日程は電話で聞いた通りちゃんと覚えてるのですが、「もし手術の日付を間違えて祈っていたら大変なことになる!」などという強迫観念におそわれていて、それの強迫行為で私に日程を確認してきたのだと思います。
行動療法の考え方ではこういうのにちゃんと返事しちゃいけないのかもしれませんが、とは言っても行動療法は毎日続けてやらないと効果は出ないのかなと思っていて、その時一度だけ中途半端にメールの返事をしなかったとしても意味は無さそう。。。
母とは離れて暮らしているので毎日行動療法のお手伝いをすることは現実的に難しく・・・。
とりあえず普通に手術日程はメールで教えておきました。
3. 近所を歩いていた時のこと
先日近所を歩いていると、向こうからこちらに歩いてきていたおじさんが急に振り返り、少し戻って自分が歩いてきた道の地面を凝視していました。
私も経験があるので何となく感じたのですが、なんかOCDっぽいなーと。
たまに地面に落ちているもののことをやたら気になって凝視してしまう時があるんですよね・・・。笑
何か落としたような気がするときもあるし、地面にあった何かを踏んでしまったのではないかと気になる時もあるし、普通に落ちている落ち葉やその他のゴミがやたら気になって、意味不明な不快感で地面をしばらくじーっと凝視してしまうこともあります。
OCDでない人が落し物を確認するときの仕草とはなんか違くて、しつこいというかなんというか、ちょっと変な感じです。
そのおじさんは地面を凝視した後は普通にこちらに歩いてきて私とすれ違って行きました。
私はおじさんが見ていたあたりの地面を見てみましたが普通の枯葉が数枚あるくらいで特に変わったところは見受けられませんでした。
あの人もやっぱり強迫性障害なんじゃないかなー。
これもただの私の予想ですけどね。w