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孤独を力に変える方法:離婚後の喪失感と向き合う

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「孤独を力に変える方法:離婚後の喪失感と向き合う」

YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。

初めてコメントさせていただきます。 今月別居期間3カ月を経て離婚しました。3歳半の娘は妻に親権が行ってしまい、孤独です。地元から離れてしまい友人親も近くに居りません。 妻は実家に帰ったため遠方ですぐに娘と会う事も叶わない状態になってしまい何のために毎日生きているのかわかりません。 じしも考えましたが、娘を思うと踏みとどまる事が出来ました。 KATZさんの動画で励まされていますが、娘の居ない日々を思うと憂鬱で生きる気力が湧きません。 躁鬱気味で頑張って仕事をした後の休日はベッドから起き上がるのも難しいです。 早く夜明けが来て欲しいと思います。

これについて解説をしていきます。


目次

結論 今その時を味わい尽くせ

強い孤独感を感じたらやる事

孤独を乗り越えるための手法

喪失感が人間力を深くする

まとめ




結論 今その時を味わい尽くせ



まず、勇気を持ってコメントを残してくださったことに感謝します。離婚という大きな喪失感、そして娘さんと会えない日々が続く中、どれほどの孤独感と苦しみを感じているか、文章からも痛いほど伝わってきます。今は非常に厳しい時期かもしれませんが、まずはその感情を無理に押し殺さず、しっかりと受け入れてください。その上で、齋藤孝さんの「孤独のチカラ」にもあるように、今この瞬間を味わい尽くすことが重要です。喪失感や悲しみを感じる瞬間こそが、あなた自身をより深い存在にしていくのです。

今が暗く、前が見えないような気持ちになるかもしれませんが、娘さんへの愛があなたの支えになっていることを忘れないでください。時間はかかるかもしれませんが、その愛がある限り、あなたは一歩ずつでも前進できる力を持っているはずです。この厳しい状況を乗り越えることで、未来のあなたにとってかけがえのない財産となる日が必ずやってくるでしょう。


強い孤独感を感じたらやること



今日の参考書籍は齋藤孝さんの「孤独のチカラ」からです。


【中古】孤独のチカラ /パルコ出版/齋藤孝(教育学)(単行本)
今は中古でしか手に入りませんが、もし機会があればぜひ読んでみてください。彼の本では、孤独をどう受け入れ、そしてそれをどう乗り越えるかについて深い洞察があります。特にP53では「今の自分に安住しない」という言葉があります。現在の状況に留まってしまうと、私たちは自己成長の機会を失ってしまいます。だからこそ、内観をして、自分自身を見つめ直すことが大切です。

また、齋藤さんは「教養という反射鏡を持つこと」や「日記を書くこと」を勧めています。特に日記は、感情を吐き出し整理する効果が非常に高いとされています。自分の思いや考えを文字にすることで、頭の中をクリアにし、感情を冷静に捉え直す手助けになります。孤独感が強くなるときこそ、これらの小さな行動が、あなたを少しでも前に進める助けになると思います。


孤独を乗り越えるための手法



次に、孤独を乗り越える具体的な手法についてです。齋藤さんの「孤独のチカラ」P70には、孤独なときこそ「これをすれば自分は寂しさが紛れる」「自分を充実させられる」と感じることを見つけることが大切だと書かれています。例えば以下のようなことが挙げられています:

  1. 手先のことに集中する:手芸やDIY、料理など、手を動かすことに集中すると心が落ち着くことがあります。体を動かすことで、頭の中が一時的にでもクリアになり、孤独感を軽減できます。

  2. 翻訳や英語の本にトライする:難しい文章や、新しい言語に挑戦することも良い手段です。脳が新しい情報を取り入れ、集中することで、余計なことを考える時間が減ります。

  3. マニアックな読書をする:自分の興味にどっぷり浸かる読書も非常に効果的です。孤独感を感じた時には、普段よりも深く没頭できる読書が、孤独を感じる時間を豊かに変えてくれます。

これらは一例ですが、僕自身も孤独を感じるときには体育館で筋トレをしたり、読書をして自分の世界に没頭したり、ノートに気持ちを書き出したりすることで、気持ちを整理しています。孤独をただ感じるだけでなく、何かに集中することで、少しずつ心の負担が軽減されるかもしれません。


喪失感は人間力を深くする



そして最後に、喪失感をどう捉えるかについてです。齋藤孝さんの「孤独のチカラ」P158には、「失恋という喪失感は、単純に1日も早く回復すればいいというものではない」とあります。彼は、失恋や喪失の瞬間をただ早く終わらせるのではなく、その時にしか味わえない「甘美な悲しみ」を徹底的に感じ尽くすことが、人間を深くするのだと語っています。

もちろん、離婚の喪失感は失恋以上に深刻で、傷は大きいでしょう。しかし、それでもこの瞬間を味わい尽くすことができれば、あなたの人生においてかけがえのない教訓となり、人間力を深く育むのではないでしょうか。悲しみや喪失感を恐れずに、その感情を存分に味わうことで、未来のあなたはきっと今とは違う強さを持つことができると信じています。


まとめ



孤独は決して悪いものではありません。それは自分を見つめ直し、より深い人間力を育むための貴重な時間でもあります。今は辛く感じるかもしれませんが、その中であなたが感じる孤独や喪失感が、未来のあなたを成長させ、強くすることを忘れないでください。あなたの歩む道は、娘さんとの再会を信じ、今の自分を大切にしながら進んでいくことが、必ずや未来の光に繋がるはずです。今日もお読みくださってありがとうございました。

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