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PHYSIOソノの実力:スポーツ現場で活躍する超音波治療器のレビュー

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「PHYSIOソノの実力:スポーツ現場で活躍する超音波治療器のレビュー」

これについて解説をしていきます。


目次

結論 結構便利ですよ 

機器の特徴と機能の詳細

治療の実用性と現場活用

実際に使用してみた感想

まとめ




結論  結構便利ですよ



「PHYSIOソノ」は、スポーツ現場から院内治療まで、あらゆる場面で利用できる多機能な超音波治療器です。急性期には非温熱作用の微小マッサージ、慢性期には深部からの温熱療法を提供することで、柔軟なコンディショニングをサポートします。また、持ち運びやすさと操作性に優れている点から、トレーナーや理学療法士にとって信頼できるツールとして注目されています。

機器の特徴と機能の詳細



こちらがメーカーのHPになります。



PHYSIOソノは、1MHzと3MHzの周波数で超音波を発生させることで、浅部および深部への治療を使い分けることが可能です。1MHzは深層の組織に届き、筋肉や靭帯の治療に効果的で、3MHzは皮膚近くの浅い部分に作用し、表面的な治療に適しています【12】【13】。

特に注目すべきは、「オルタネートモード」の搭載です。このモードでは、1MHzと3MHzを高速で切り替えて発信することで、浅部から深部まで広範囲の治療が一度に行えます。さらに、急性期の症状に対応するため、0.1W/cm2という低出力の超音波も発信可能で、術後や急性炎症へのアプローチが容易です【14】。

また、バッテリー駆動が可能なため、30分間の連続運転が屋外でも実施できます。これにより、スポーツイベントやアウトドアでの活動中にも治療が行えるのが特徴です【13】

治療の実用性と現場での活用事例



【超音波治療器】酒井医療 PHYSIOSONO(フィジオソノ)平型固定プローブセット P-SONO-S-B001
PHYSIOソノは、治療環境に合わせたカスタマイズが可能です。カラータッチパネルの直感的な操作は、初心者から経験豊富な専門家まで、幅広いユーザーにとって使いやすい仕様です。また、超音波プローブはマグネット吸着機能を備えており、ワゴンや治療机に固定でき、使いたいときにすぐ取り出せる利便性があります【13】。

「フィジオアクティブHV」と接続することで、ハイボルテージ電流と超音波を組み合わせたコンビネーション治療も可能です。これにより、慢性痛や筋緊張の緩和に対する効果がさらに高まります。DUTYモード(間欠モード)の設定により、治療の強度を状況に応じて調整できるため、患者ごとのコンディションに最適な施術が行えます【12】【14】。

このような柔軟な機能のおかげで、アスリートのリハビリから一般患者の痛みの緩和まで、さまざまな用途で使用されています。特にスポーツ現場での応急処置や回復促進に重宝されており、治療院だけでなく、移動が多い現場のトレーナーにとっても理想的な選択肢となっています。


実際に使用してみた感想



今回使用しているPHYSIOソノは、標準セット価格が748,000円(税込)と提示されていますが、実際に購入を検討する際には、値引き交渉の余地があるでしょう。現在の市場状況や企業の事情により、こうした医療機器の価格交渉は一層柔軟になっている印象です。

私の場合、今回の6日間のトレーナー帯同で使用しているのはレンタル品ですが、ありがたいことにレンタル費用は発生していません。ただし、超音波治療に必要なジェルや粘着パッドは別途購入が必要になるため、これらのコストについては考慮する必要があります。可能であれば、競技団体に費用を負担してもらう形が理想的です。そのためには、きちんとサポートを提供する姿勢を示すことが重要です。なお、この投稿はあくまで中立的なレビューであり、広告ではありません。

以前は、レンタルした際に使用レポートの提出を求められることもありましたが、最近ではそうした手間は少なくなってきています。利便性が向上した今、トレーナーや理学療法士にとって、こうしたサービスはより使いやすくなっています。

今回のトレーナー活動では、滞在先ではPHYSIOソノを使用し、競技会場ではフィジオアクティブ(PHYSIOACTIVE)を併用しました。PT(理学療法士)やAT(アスレティックトレーナー)による評価の後、主に軟部組織の疼痛緩和やコンディショニング調整のために活用しています。PHYSIOソノの柔軟な治療モードにより、急性および慢性の症状に対応できるため、アスリートへのサポートが非常にスムーズでした。


まとめ



PHYSIOソノは、柔軟な治療モードと持ち運びしやすい設計により、スポーツ現場から医療施設まで幅広い活用が可能な超音波治療器です。急性期の症状には非温熱の微小マッサージ、慢性期には温熱効果を用いて、幅広いコンディショニングをサポートします。

操作性も高く、バッテリー駆動により屋外での使用も問題なく行え、競技会場やリハビリ施設でも信頼できる治療を提供します。また、PHYSIOACTIVEとのコンビネーション治療により、さらに高度なケアが可能になります。実際に使用して感じた便利さと多機能性から、アスリートや患者へのサポートを強化するための有力なツールと言えるでしょう。

価格交渉や消耗品の調達を含め、競技団体などと連携して運用することで、さらなるコスト効率も期待できます。この治療器を活用することで、トレーナーや医療専門家が提供するケアの質が一層向上することは間違いありません。

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