会見でミラーリング効果は無意味
今年もあと1か月半くらいで終わりますね。。。
最近のお仕事で改めて感じたこと。
あれですね、
心理学でいわれている「ミラーリング」っていうのを
マスコミの前でやってしまうと、本意ではない報道をされちゃいますね。。。
「ミラーリング効果」とは、例えば相手の会話のテンポに合わせたり
相手の言葉を繰り返すオウム返しによって、相手との距離を縮めたり
良い印象を持ってもらえたりする効果なのだそうです。
でも、
マスコミを前にして、「ミラーリング」はやっちゃダメですね・・・!
とある有名な社長が、質問した記者に自分の思いをわかってもらいたくて、記者が使っていた言葉を繰り返して使っていたのですが、
やっぱり本人や企業の思惑とは違う不本意な報道をされていました。
誰だって、目の前の人と分かり合いたくて、本来の自分の考えや気持ちを
分かってもらいたいものですよね。
でも、それは、時と場面によるものなんだと、つくづく感じました。
マスコミじゃなくても、今は動画や文章で思いのまま発信できる時代。
発した思いに対して、ダイレクトに反応が返ってきてしまう時代だから
個人としても自分のステークホルダーにどういった人や企業があるのかを分析して把握しておくことが必要だな~と感じました。